肌寒さも本格化を迎えた年末、丸めたカレンダーを持って連なって歩くサラリーマンが
目立つ季節です。
ある意味、日本のサラリーマンの風物詩と言えるかもしれません。
年末の挨拶まわりってどうしてやっているの?
ところでこの年末の挨拶まわり、やってる意味はあるのでしょうか。
クライアントとの接点を多くするという意味では意味があるよという声もあるかもしれませんが、クライアントとの接点、電話にメールにチャットと、今では沢山の接触機会を持つことができるようになってきました。
時代を考えると、年末のカレンダーを持った挨拶回りも、だんだん意味がなくなってきているような気がします。
年末の挨拶回りをしないと仕事はこないのか?
年末の挨拶回りにに意味がなくなってきていることは、多くの人たちが薄々気がついていることかもしれません。
それでも、カレンダーを持った年末の挨拶回りを中々やめることはできません。
年齢層が高めの上司達がこぞって年末の挨拶回りをしているからです。
50歳、60歳をを超えた上司達がせっせこカレンダーを丸めて、沢山のカレンダーを突き刺して年末の寒風吹きすさぶ中外へ出ていくのに、自分がパソコンをパチパチしながらオフィスでコーヒーを飲んでいるというのは少々ハードルが高い話しです。
また、もしも年末の挨拶をやめたとして、次の年から相手先の会社からの売上が下がってしまった場合のことも考えてしまいます。
きっと言われることでしょう。
「お前!年末にはカレンダーを持って顔をだしたのか!?」
でも、本質的に年末の挨拶回りをしたかどうかは、売上には関係がないのが今の世の中ではないでしょうか。
現場の人間は挨拶に来たかどうかじゃなくてレスポンスよく良い仕事をしてくれたか、
どれだけムリを聞いてくれたか、それだけで仕事を発注先を決めているはずです。
挨拶回りを求めてくる客は切り捨てた方が吉
また、もしも年末の挨拶をしなかったことで機嫌を損ねるようなクライアントがいた場合は気にしない方が良いでしょう。
むしろそんなクライアントとは離れるべきでしょう。
年末の挨拶にこだわって、仕事の発注まで決めてしまうような会社は、合理性のかけらもないと言えます。
そんな会社は、恐らく普段の取引でも不合理な、前時代的なことを言ってくるのではないでしょうか。
嫌な人たち、不合理な人たちとは仕事をしないのが、現代社会でストレスをためないための方法です。
挨拶回りにこだわって仕事を中断して、生産性を下げるようなことはないようにしたいものですね。
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