昔、自分が若手サラリーマンだった20代の頃ってインフルエンザで会社休む人なんて、それほどいなかった気がします。
ここ数年は多い。
休んでくれてありがたいけど、昔は、みんなムリして会社きてたって
感じなんでしょうか。
妻曰く、最近の若い娘が免疫力がなさすぎると。
それで若手社員が休んだり、子供のインフルが親に伝染って休んだりているのではないかという話です。
そして思い出したのが、以前働いていた、中堅だけどバリバリと伸びていた会社の所属部署の話です。
その会社、2月に繁忙期を迎えるということもあって全員にインフルエンザワクチンの摂取を強制していたんですよね(お金は出してくれないんですが)。
伸びる会社は社員の体調管理にまで介入してくる
今思うと、これは素晴らしい施策です。
気合や努力では防ぐことが難しいインフルエンザ。
個々人ができる対策としては、インフルエンザワクチンの接種だけなんですよね。
実際、インフルエンザの予防接種を強制していたその会社では、インフルエンザに感染して休む人は、在籍している間に見ることはありませんでした。
生産性を上げるという意味で、インフルエンザで休まれることほど足を引っ張られることはありませんので、いかに社員をインフルエンザに感染させないかっていうのは、キーポイントになるでしょう。
すべての会社がこれを導入して、いや、国民すべてインフルエンザワクチンを
摂取した時の生産性の向上たるや。計り知れない気がします。
それやるとワクチン足りないんですかね。
ダメな会社は社員の体調管理をおろそかにする
一方で、現在所属している会社は、社員のほとんどがインフルエンザの予防接種をしていません。
周囲の人に聞いた限りでは、誰も予防接種をしていないと感じます。
案の定、毎年誰かがインフルエンザに感染します。
それも一人二人ではありません。
実際に休む人、「こいつ怪しいな」っていう人を合計すると、1割くらいはインフルエンザに感染しているのではないでしょうか。
ですから、インフルエンザが猛威を振るっている時期は、会社の機能がマヒする傾向にあります。
インフルエンザの感染率でわかる良い会社と悪い会社
インフルエンザの予防接種を推奨するような会社はやっぱり伸びる会社ではないでしょうか。
社員の体調管理が、会社の生産性向上にとってどれだけ大切かを理解しているからです。
一方で、インフルエンザの予防接種を推奨しないし、注意喚起も行わない会社というのは、生産性といった概念がすっぽり抜けているような気がします。
「風邪を引いていてもとにかく働こう!気合で!」といった感じです。
インフルエンザの予防接種を推奨していた会社にいたころは、有給の取得を適度に進められたり、残業の管理をしっかりされていました。
残業にいたっては、遅くとも夜の9時頃までと強く言われていたような気がします。
体調管理がしっかりしているせいか、社員はいつでも一律のパフォーマンスで働けていた感じがします。
今の会社では、有給なんて誰も取らないし、残業も永遠と続いています。
日によって社員のパフォーマンスがガタ落ちといった感じです。
社員の体調管理ができない会社からは逃げた方が良いかも
社員の体調が、会社全体のパフォーマンスの向上につながるといった認識がない会社は、ちょっと危ないのかなと思います。
その場その場で仕事をさばくことに終始しているからです。
社員レベルがそうなるのはわかりますが、経営者、労務管理部門もその場しのぎなのは本当に危ない。
いつ過労死といった悲しい事件が起きるかわからない、危ない会社のような気がします。
もしあなたが勤めている会社が、社員の体調管理をおろそかにしているのなら、逃げ出す準備をした方が良いかもしれません。
将来的に伸びる要素はかなり少ないと言えるでしょう。
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