非モテの恐怖。痛快な恋愛成り上がり本を読んで ”僕は愛を証明しようと思う” 

ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎文庫)

 

”ぼくは愛を証明しようと思う”

 

読みやすくてスラスラと読めました。

内容は殆どナンパ本というか。

 

厳しい修行(恋愛トライアスロン)を経た主人公が、師の教えを基に

強敵(美女)を撃破していき、最後は師のアシストもありラスボス(美人モデル)を

撃破する。

 

恋愛ってより、ナンパゲームをドラゴンボール的に小説にした感じだと感じました。

 

正直、次から次へと”おんな”をモノにしていく主人公”ワタナベ”に、わくわくしました。

”自分も同じようにやってみたい”と思いましたが、40のおっさんがやると恐らく捕まるでしょう。

 

さて、この本に書いてある事、恋愛工学って役にたつのでしょうか。

 

答えはイエス。

だと思います。

 

非モテコミット、この概念だけでも知っておくと、色々と人生変わると思います。

これを知ってから、大分スムーズに行くようになりました。

 

それと、試行回数を増やす。

この小説では1日に50人に声をかけるとかやっていますが、それはやりすぎだとしても、チャレンジする男はやっぱりいい思いもしていますよね。

恥ずかしがってばかりだった自分の青春時代が果てしなくもったいない。

 

モテたいなあと思っている男性はこの本、絶対読んだ方が良いと思います。

 

最後に、この本が登場人物の名前をはじめ、村上春樹のベストセラー小説ノルウェーの森のエッセンスを入れてきているのは何故なのでしょう。

単なるお遊びなのか、深い意味があるのか。

 

ノルウェーの森、主人公のワタナベが直子に対して非モテコミットしすぎたのが、直子の不幸な結末に繋がったと言いたいのか。

 

深いんだか、軽いんだかよくわかりませんが読みやすいし、面白い本でした。

 

 

ぼくは愛を証明しようと思う。

ぼくは愛を証明しようと思う。

 
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