「お金持ちの教科書」至極の名言の数々

Kindleunlimitedで読むことができる「お金持ちの教科書」。

少し前の自分であれば「お金の話しなんてさほど興味は」などと白目を剥きながらうそぶいていました。

でも、家族を持つと話は変わってきます。

「教科書があるのなら早よ!」です。

 

 

 

「お金持ちの教科書」ってどんな本?

コンサルタントとして数多くのお金持ちと接してきた経験から、お金持ちの特徴をまとめた本です。

著者がどこから読んでも良いと前書きで書いていましたので、ストレートに最も興味があった第6章「どうすればお金持ちになれるのか」から読んでいます。

 

「ただ黙って座っているだけはお金持ちにはなれない。お金持ちになるためには、できるだけ多くのチャンスに触れておく必要がある。そのためには、いつもお金の話しをすることが重要だ。

これは本多静六氏の「私の財産告白」にも書いてあったような気がします。

でも、お金の話をすることってなんだか憚れるんですよね。

なぜ日本人はお金を毛嫌いするのか。インベスターZの感想という記事に書きましたが、僕らがお金の話を遠慮してしまうのって、単純に戦前、戦時中の教育のせいなのです。

 

ですから、「お金の話をするなんて、恥ずかしい」という感覚は捨て去って、お金の話を積極的にしていくのが、金持ちへの近道なのかはしれません。

 

最近、ブロガーやアフィリエイターがこぞってお金の話をしています。

もしかすると、それらの人たちからは「お金の話をするのは恥ずかしい」というメンタルブロックが外れていて、だからこそお金が集まり、さらにお金の話をするという循環ができているのかもしれませんね。

 

 

 

お金の縁のある人と付き合おう

「このようにして積極的にお金の話をすることで、お金に縁のない人を排除し、お金のある人だけを選別することができる。」

 

お金の話しずっとしてこなかったから、自分の周りにはお金に縁のない人が多いのかもしれません。

友人の中でも金持ちになった人はいませんし、同じ職場でも当然金持ちになった人はいません。

お金の話をすることができない職場ですから、お金の匂いも儲けの匂いもしません。

したがって、業績も右肩下がりとなっています。

 

そもそも今働いている会社も「お金が全てではない」という思想がはびこっています。

「良いものを作る!」ことが大切だという言い訳のもと、低利益の仕事に甘んじている毎日というわけです。

 

 

お金持ちの教科書を読むと営業マンが貧乏な理由がわかる

生保などにいる一部のスーパー営業マンを除くと、ほとんどの営業マンが低年収に甘んじているのではないでしょうか。

少なくとも営業マンである自分自身は貧乏ですし、社会人になって20年間、様々な営業マンを見てきましたが、皆低年収でした。

 

「お金持ちの教科書」にその理由の一端が書かれていました。

「自分自身の力で稼ぐ人にとって、自分の時間というものは与えられるものではなく、互いに奪い合い、戦って勝ち取るものである。」

「ある打ち合わせをする際に、自分が1時間かけて移動しなければならない場所になってしまったら、それは第一段階ですでに敗北している」

 

営業マンとして、日々移動を繰り返し、1日のかなりの時間を移動に費やしている自分は完全に負けているのでしょう。

呼ばれればスタスタと客の元を訪問する毎日。

時間の奪い合いという闘いでは、常に不利な戦況となるのが営業マンです。

 

営業マンはとにかく客や社内に振り回されて自分の時間が持てない。

時間を制する人がお金持ちになるのだとしたら、営業マンをしている限りお金持ちになれないのかもしれません。

もしくは営業スタイルをガシッと変えてしまうかでしょう。

 

 

「お金持ちの教科書」は僕が貧乏な理由を突き付けてくる

当たり前ですが、読んですぐにお金持ちになる方法は書いていません。

それでも読み進めていると「どうして自分はお金持ちじゃないのか」というその理由を痛切に突きつけてくる本です。

サラリーマンとして漫然と過ごしてきて後悔している自分には痛すぎる本のようです。

 

でも、「どうしてお金持ちじゃないのか」がわかれば、その理由を一つ一つ潰していくことはできるかもしれません。

その結果、いつしか自分もお金持ちになることができるのではないだろうか、そんな淡い期待も抱かせてくれる本ではありました。

お金持ちの教科書

お金持ちの教科書

 

 

 

 

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