新年は読みたい記事がたくさんあったということもあり、Newspicsの有料購読をしてみました。
1ヶ月1,500円です。
これを高いととるか、安いととるかは微妙なところですね。
自分は価値はあると思いますが、生活を考えると高いかなと考えています。
そこで何気なくはじまったオリジナル記事に目がとまりました。
「寺田倉庫」という会社についての特集です。
数年前に経営者がかわって、展開サービスもかわり、働いている人たちも殆ど変わってしまったと。
恐ろしい。
この特集記事で、その経営者のインタビューが掲載されていました。
このインタビューが面白くて、というか「この人が経営したら、我が社も立ち直りそうだけれど、自分も解雇されそうだな」という内容です。
そして、1つ膝を叩いて納得しながらも、末恐ろしくなる言葉がありました。
目次
営業がいらない時代になった
ゴマすりや挨拶なんかで、ビジネスできる時代はとっくに終わっています。本当は営業マンなんて要らないんです。お酒を一緒に飲んで、なんかあったら「まあまあ」とやる仕事はありません。
前半部分はまさに身体が揺れるくらいに納得しました。
ゴマすりとか、挨拶に付き合うほどみんな暇じゃないし、価値がなければそんなものは幾らゴマをすっても物は買って貰えないでしょう。
後半分で、少し青ざめます。
「営業マンなんて要らないんです」
残念がら真実でしょう。
昔は自分たちの商品を知らしめる手段は、営業マンが訪問をするという方法しかありませんでした。
大きな企業であればテレビでCMを打つことで、自分たちを知らしめることはできました。
今は違います。
情報発信はネットを使っていくらでもできます。
更に、消費者も必要な情報はネットからいくらでも探し出すことができます。
商品を知らせる、情報を伝えるといった営業マンの本来の目的は、ネットにとって変わられているのです。
営業マンはノイズになってきた
年末年始、営業マンの自分の会社にも協力会社の担当者が数人挨拶にやってきました。
そのたびに年末の作業は中断し、挨拶は本当に挨拶だけでした。
また、先週の日曜日に犬の散歩をしているときのことです。
めったにならない電話がかかってきて、気になって出てみると車のディーラーからの営業でした。
電話が鳴ることなんて殆どなくなってしまったから、むちゃくちゃビビるんですよね。
営業マンは、仕事中はもちろん日常の生活のリズムを崩す存在です。
そう、ノイズになりつつあります。
営業のわたしはどうすると良いのか
営業はもうダメというか、営業マンとのやりとりを楽しむほどの余裕は社会になくなってきたんでしょうね。
クライアントにとってはノイズであり、会社にとっては何も作り出さない、生産性のかけらもない存在ではなでしょうか。
これからは営業という職業はなくなるような気がします。
サービスを作り出したり、物を作ったり治したり、そういった人たちが自然な流れで売り込む世の中になるのではないでしょうか。
だから、何も作ることができない、提供することができない、ただ口だけで仕事をした気になっている自分のような存在は、行く末を考えなければならないのかもしれません。
企画を作る、ライティングを学ぶなど、具体的に自分の中から生み出す力を保つ必要があるのでしょう。