ついに真打登場といったところでしょうか。
箕輪厚介さんの著書が発売されました。
この記事では箕輪厚介さんの著書、「死ぬこと以外かすり傷」を40代サラリーマンが読んだ感想を書きたいと思います。
箕輪厚介って誰?という人や、読んでみようかと気になっている人、なんとなくサラリーマン生活に疲弊している人は参考にしてください。
「死ぬこと以外かすり傷」はピストルズの「勝手にしゃがれ」だと思えば良い
箕輪厚介さんは、幻冬舎という出版社の編集者です。
ホリエモンの多動力を編集したというか、ほぼゴーストやってたみたいに暴露したことなどが有名でしょう。
落合陽一の日本再興戦略や、ZOZO田端さんのブランド人になれ、お金2.0など結構、箕輪厚介さんが編集をした本は自分も読んでいます。
で、箕輪厚介さんが編集した本が良く言われるのが中身がないという話。
正直自分もそう感じることはあります。
でも今まではどうも煙に巻かれていた感じ!実際のところどうだろう。
きっとご自身の著書を読めばわかるはずだと思っていましたので、わくわくしながら発売を待っていました。
読んでみた結果ですが、今まで箕輪厚介さんが編集してきた本と同様の手触りです。
熱い言葉はたくさんある。でも、何か知識との新しい出会いはないような。中身あるかと言えば、ないような気がします。
それでも、読んでいるとやっぱりワクワクするのが「死ぬこと以外はかすり傷」でした。
多分2時間くらいあれば読める、簡潔な本。新しい何かはない。でも読んでいるとワクワクする。
そんな本だと思います。この感覚って何かに似ているなと。
パンクアルバムです。しかも極上の、セックスピストルズのアルバムのようなイメージです。
ピストルズのアルバムをはじめとして、優れたパンクアルバムもこれと言って新しいことはやっていません。
そもそも新しいことをやりだすと、優れたパンクアルバムではなくなってしまいます。
違う何かになるでしょう。
そして短い。優れたパンクバンドのアルバムは、あっという間に終わります。
そして、ドキドキします。
「この野郎、俺だって何かやってやろう!」そう思わせたら勝ちでしょう。
「死ぬこと以外かすり傷」はまさに優れたパンクバンドのアルバムで、彼が編集してきた本もジャンル的にはパンクだったんだなと。
ブランド人になれとか本当にそうですよね。
だから、箕輪厚介の本には中身がないとか言ってるのは甚だお門違いでしょう。
誰もセックスピストルズに中身なんて求めないですよね?
「死ぬこと以外かすり傷」の読み方
死ぬこと以外かすり傷を読んでいると、「いやいやそれはそうだけど、なかなかできないよ」、「そんなこと言っても失敗したらさあ」とか、40代のおっさんは思ってしまいそうになります。
ただ、そんな時にふと本のタイトルを思い出します。
「死ぬこと以外かすり傷」。
ああ、そうか。失敗してもかすり傷か。
以降、読み進めていて弱気になりそうな時は、本のタイトルを思い出すようにしました。
「だよね、死ぬこと以外はかすり傷だもんね」
これから読む人は、「死ぬこと以外かすり傷」という本のタイトルをしっかり頭に叩き込み、弱気になりそうな時は復唱することをお勧めします。
さいごに
パンクアルバムだとか調子のよいことを言いましたが、まだ全部読んでいません。
昨晩の子供を寝かしつける前の30分、今朝、犬の散歩に行く前の30分で半分読んだくらいです。
中身は大体想像がつくし、もう読み進めなくても良いのかもしれませんが、読んでいて少しドキドキした気分を、少しでも発売間もない祭りの中に投下してみたい気分で、つらつらを感想を書いてみました。
育児や犬の散歩で忙しい、地方在住の40代サラリーマン。
箕輪厚介さんとは肌触りの遠いタイプですが「「死ぬこと以外かすり傷」、しっかり届きましたよ。
熱い本で、自分も頑張ろうって思いましたよ。
一緒に頑張りましょう。
そう思える素敵な本でした。
コメント