調子いの良いことを言ってくる、優しい上司は危険です。
こんにちは。ド底辺サラリーマンブロガーのコワルスキーです。
僕も40歳を超えて、今までたくさんの上司の下についてきたし、自分も上司として振舞うことも今ではあります。
自分の振舞の参考にするためにと、過去のいろいろな上司のことを思い出してみました。
すると、結果的に良い上司だったなと思う人には共通している点がありました。
良い上司のことを思い出すと、ダメな上司のことも思い出すわけですが、これも不思議と共通点があることに気が付きました。
良い上司とダメな上司は、次のようにまとめることができます。
良い上司は、給料や待遇を上げてくれる上司です。
ダメな上司は、給料や待遇を上げてくれない上司です。
そこで冒頭の言葉になるわけですが、ダメな上司って、口では物分かりの良いことを言って優しい振舞をして一見優しいのですが、部下のためになることって何もしてくれないんですよね。
この記事では、良い上司とダメな上司について書いてみたいと思います。
こんな上司はダメな上司
僕の会社には、口が悪くヤクザな振舞をするけれど、みんなの意見を聞くだけ聞くから、評判の良い営業のトップが君臨しています。
評判は良いけれど、僕はイマイチ好きになれず、どうしてかなって考えると理由がわかりました。
彼が営業のトップになってから、何一つ僕らの生活は良くなっていないし、何一つ会社が変わっていないからです。
彼が営業のトップになって、もうすぐ10年になります。
その間、僕らの定期昇給はストップをしたまま。会社の売り上げは10年間一度も前年を上回ることがないという、危機的な状況です。
ダメな上司は、部下の意見を聞いて物分かりの良い風を吹かせているのですが、聞くだけ聞いてガス抜きをさせているだけなのです。
結果、部下の意見は取り入れられず、会社は何も変わらず、会社の業績が上がっていくことはないし、部下の生活も改善されることはないのです。
物分かりの良い上司には気をつけた方が良いでしょう。
いや、むしろ物分かりの良い上司ほど気をつけるべきでしょう。
良い上司の条件はただ一つ
一方で良い上司の条件はただ一つ。
部下の生活を良くすることができているかどうかです。もちろん、部下の生活を良くするためには、会社の業績をよくできなければなりません。
思い返すと感謝できる上司というのは、結局僕らの待遇を良くしてくれた上司です。
厳しい指導を熱心にされて、ついていくのがしんどいなと思っていても、成果を出せばしっかり昇給をさせてくれた上司。
普段はほとんど話を聞いてくれなくても、要所で意見を聞きに来て、一緒に上層部へ話して現状を変えてくれようとした上司。
良い上司は、アプローチの方法は違えども、必ず部下のために行動をしてくれます。
部下のために行動をすることが、会社を良くし、自分のためにもなるとわかっているのです。
良い上司とダメな上司を見分ける方法
良い上司を見分ける方法はただ一つ。
部下のために何かをやってくれたかということだけです。
ちょっとしたことでも良いです。デスクを広くしてオフィス環境を変えてくれたとか、フレックスタイムを導入してくれたとか、そんなことでも良いです。
とにかく、部下のために今まで何をしてくれたのか、良い上司を見分ける際にはそれだけを意識するようにしましょう。
物分かりの良い上司には、本当に注意してください。
10年ついていって、結果残るのは彼の良いポジションだけってことになりますよ。
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