このたび、車の調子が悪くて購入のはこびとなりました。
13年乗っているので、まあしょうがないかというところではあります。
ただ、5万キロ未満しか乗っていないんですよねえ。
走行距離に関わらず、年数が経つと車って言うのはいたるところにボロがでてくるんだっていうことを学びました。
電気系統とか錆とかって話です。
で、新しい車を買うにあたって車を下取りに出したんですけれど、なんとたったの10万円の査定でした。
ああ、車って消耗品だなあと思った話を今日は書いてみたいと思います。

10年でほぼ価値がなくなる車は資産じゃない
ちなみに今回下取りに出した車は、本体価格とオプションで300万円程度だったと思います。
その他諸費用入れると350万円くらいでしょうか。
走行距離約4万キロです。
4万キロなんて、「エンジンはまだ元気」だなんて言われるレベルのはずです。
要はほとんど乗っていない。
ほとんど乗っていない車が、13年で価格30分の一になってしまうのです。
この価格の下落具合は古本なみです。
よく、車を購入する時に「財産になるから」という人がいますが、全然ウソですよね。
財産って基本価値が変わらないもの、あわよくば価値が上がっていくものですとか、利益を生み出していくもののことを言うはずです。
車は真逆。ほとんど乗らなくても、毎年数十万円単位で価値が下がっていき、さらにガソリンだったり税金や車検で損失産み出していくものです。
完全な消費材ですね。
車を持っている人、特に高級車を新車で乗っているような人を見ると「金持ってるなあ」と思いがちですが、車自体にはほぼ財産価値はないと思って良いでしょう。
資産じゃないものにお金を使っていては一生貧乏
で、資産じゃないものに大金を支払っているようでは、多分お金ってたまっていきませんよね。
毎月の給料をやりくりして、妻は激安スーパーなんかへ行ったりしてコツコツと貯金します。
でも、そのコツコツ貯金10年分とかを、一気に消費財である新車を買って放出してしまうとか。
そんなことやっていたら、一向に積みあがらない。
コツコツ貯めたお金で買うべきなのは、少なくとも新車じゃないのでしょう。
まだ、マイホームの方が良いでしょう。
マイホームであれば、少なくとも土地は資産として保存できるからです。
バブル期でもなければ、車のように10年で価値が数十分の一になることもないでしょう。
いつも新車に乗り換えて働き続ける人
知り合いに、昔から頻繁に車を買い替えていいる人がいます。
5年スパンとかです。
しかも必ず新車です。
「なんだかんだお金持っているよなあ」と思っていましたが、消費財に何百万も使っていますから、全然そんなことはないんですよね。
実はその知り合い、もう80歳近いのですが未だに夫婦で働き続けています。
貯金はあまりないようです。
また車を買った自分は貧乏確定
車を新車で買うなんて、愚かものです。
わかっています。
でも、結局買ってしまったんですよね。
コツコツ積みあがっていたお金をの塔をガラガラガラーと崩してしまいました。
どうしてそんな愚かなことをしたのか。
それはまた別の機会に書くことにしたいと思います。
ただ、これだけは心に刻んでおこうと思います。
「車なんて消費財を新車で購入した自分は貧乏確定」だぞと。
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