飛込営業をやる意味は?一周回って面白いかもという話

怪しい営業マン
飛び込み営業。足で稼ぐ営業マン

こんにちは。今日もド底辺の零細中小企業で必死のパッチで働いている世界の底辺サラリーマンです。

最近、久々に若手の中途社員をマンツーマンで教えることになりました。

40も半ばにして、若手社員を教えるとか・・・。

完全に会社から期待されていない証ですね!

さて、わが社、新入社員には飛び込み営業をさせるという、鉄の掟があります。

ほとんどの社員がルート営業を日々の営みとしているのに、新入社員には飛び込み営業をさせる。

そんなことに嫌悪感を抱いていたのが正直なところです。

飛込営業って、時代にあってないですしね。

ですから、今教えている社員にも飛込営業をさせるのは、ちょっとなあと思っていたのですが、一周回ってありかなという気がしているのも正直なところです。

むしろ「飛込営業って実は面白くて、営業を営みとている会社のサラリーマンだったら、絶対チャレンジした方が良いんじゃない?」

今日はそんな話を書いてみたいと思います。

 

目次

飛込営業をしていると営業としての基本が備わる

一番大きいのは、飛込営業をすると倍速で営業の基本が備わるという点です。

知らない会社に飛び込んで、自分の話を聞いてもらって、自分の会社のことを説明して、商品のPRを必死で実行です。

割と大変です。

「いつものアレをいつまでに」なんてやり取りでは身に着けることができない、営業に必要なスキルが飛込営業をしているとムキムキと身体に筋肉のようについてきます。

この営業スキルっていうのは、ルート営業をする際にも絶対に必要なもので、他の営業マンと圧倒的に差をつけることにもつながるでしょう。

ZOZOの田端さんが、飛び込みで営業としての身体知がつくなんて言い方をしていたけれど、こんな意味あいかもしれませんね。

 

飛込営業をしていると企画職やマーケ職の仕事に役立つ

また、飛び込み営業は営業職を離れた後も役に立ちます。

糞も受注に繋がらない日々を知っていること、それがあれば企画職について勘違いして上から目線の企画を立てることもないでしょう。

消費者はそう簡単ではないし、現場の営業マンもそれほどバカではないとうことがわかっているからです。

そう簡単に売れもしない飛込営業をしながら、見込み客リストやターゲットリストを作ったり、自分をPRするチラシをパワポで作ったり、そんな日々の自分のための企画の繰り返しは、この後に携わるどんな仕事にも役に立つでしょう。

飛込営業は知らない会社の情報収集ができる

飛び込み営業をしていると、日常では絶対に接点がないであろう会社へ侵入できるのも面白いですね。

とりあえず「営業に来た」って言えば、なんとなく受付くらいまでは入れるし、場合によっては社員と話をすることもできます。

「大企業のオフィスはこんなんなのかあ」と転職に夢を膨らませたりすることもできるし、「美人が多い会社だな・・・」とかもありますよね。

たまに話好きな人がいて、自分の会社や業界のことべらべらしゃべってくれたりすると、知識欲が満たされます。

大体は受注にはつながらないですが、趣味の一環としては面白いです。

 

飛込営業でひりひりとしたスリルを体感できる

最近の若い人たちを見ていて、うらやましいのはナンパを普通にしていることです。

自分はやったことないんですよね。

ナンパで女の子と仲良くなるのも面白いですが、ナンパっていう行為自体が面白そうです。

なんだかゲームみたいですよね。スリルがあって。

飛び込み営業って、ちょっとナンパのスリルに近いのかなって思っています。

とっさの応対の切り替えしで、制約を目指すっていうナンパゲーム。

飛び込み営業のことをそう考えると、割と楽しそうです。

今さら路上ナンパをするわけにもいきませんので、飛び込み営業で疑似ナンパを体験するのも良いのかなってw

若い人だったら、飛び込み営業で対人スキルを身に着けて、ナンパに活かすってのもアリですね。

 

【さいごに】今だから飛込営業(法人相手のみ)

もう、飛び込み営業ってあんまりやっている会社ないんですよね。

セキュリティーとか厳しくなってきて、世の中がいきなり人が訪ねてくることを許容していません。

だからこそ、今飛込営業やるのって面白いかもしれません。

色々制約があってムリゲーになってきていて、ゲームの参加者が減ってきています。

飛び込み営業はもしかするとブルーオーシャンになりつつある?

そんな感じがするのです。

ただ、個人宅への飛込はご法度です。

下手すると警察呼ばれちゃうかもしれない。そんな世の中であることは忘れずに。

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