経験者は語る転勤が家族を不幸にする理由

お世話になります。

自分は転勤が大嫌いです。最初に入社した会社は、ある一定の年齢になると数年おきに転勤を繰り返すことがわかっていたので、ある年齢が来る前に辞めました。

それくらい転勤が嫌いです。

なぜなら、転勤は本人以上に家族を不幸にするからです。

この記事では、父親の転勤で何度も学校が変わったわたしが、転勤が家族を不幸にする理由について書いていきたいと思います。

目次

転勤は妻の人生をボロクソにする

まず転勤の影響を最大限に受けるのが、配偶者である妻でしょう。

わたしの母親は、繰り返す転勤の中、誰一人知り合いのいない田舎へ引っ越した際に、精神を病んでしまいました。

日中はずっと家の中で布団から出ない。

カーテンは閉めっぱなしです。

それはそうでしょう。

誰一人知らない土地へ突然引っ越すはめになり、夫は猛烈社員で帰宅は深夜。

子供たちは生意気な盛りです。

いつも実家の母親へ電話で相談をしていました。

何度か家を飛び出すようなこともありましたが、クソ田舎で知り合いもいない、行くところもなく数時間後には帰ってきていました。

今振りかえると不憫でなりません。

なぜ、いい大人が住む場所さえ決めることができなく、望んでもいないのに孤独を存分に味合わなければならないのでしょう。

転勤によって私の母親の数年間は不幸でボロボロのものとなりました。

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転勤によって子供は孤独を味わう

次は子供の話。つまり自分です。

転勤族の子供として当然に受け入れていましたが、小学校は3つ、中学校は2つの学校へ通いました。

2年から3年おきに、人間関係をチャラにする人生です。

私には幼馴染というものは存在しません。

自分のキャラクターゆえなのかもしれませんが、そのキャラクターも転校に大きく影響を受けています。

いつか今いる場所からは離れるんだ。

ずっとそう思って、過ごしてきました。

友達を作るのが面倒、どうせ離れ離れになるのだから。

そんな私の人格は、父親の繰り返す転勤とは無縁ではないはずです。

転勤は子供を不幸にします。

同じ場所にとどまるということ、安定という考えを持てなくのるのです。

単身赴任は不倫の温床

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じゃあ単身赴任で良いのでは?

これも結構厄介です。転勤による単身赴任は家族を不幸にします。

私の高校受験を控えたころ、いよいよ家族での引っ越しは諦めることになり、父親は単身赴任をすることになりました。

ようやく転勤の恐怖から逃れることができた自分は、少し落ち着いた気持ちになったのを覚えています。

ただ、単身赴任がはじまってしばらくすると、今までにない光景をみるようになりました。

学校から帰宅後、知らない男性が家でお茶を飲んでいるのです。

それも何度か。

堂々と息子のいる家に、不倫相手を連れ込むほど大胆な母親ではありませんが、可能性はゼロではないでしょう。

父親が離れた土地にいる。

これは自制が効かない状況に陥りがちです。

不倫なんて簡単にできてしまいます。

転勤による単身赴任、家族崩壊の不幸を呼び寄せる壮大な罠と言えるでしょう。

さいごに

転勤は本当に良いことがありません。

特に家族にとってはとばっちりもいいところで、転勤したことは少なからずその後の人生に影響を及ぼすでしょう、

もしも転勤がはびこっている会社で働いているのであれば、いざという時のために転勤不要の会社を探しておくことが必要でしょう

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