尿酸値が高くて、いつ痛風になっても仕方がないレベルに突入した時の話を書いてみたいと思います。
足が赤く腫れてきた時、それが痛風発作じゃないかという思いにかられた時の恐怖。
そして、そこから不死鳥のように生還したときの話。
このブログでは40歳のおじさんサラリーマンの痛風入り口からの帰還についての話です。
ただ、これはたまたま自分がうまくいったという話。
禁酒なんかの努力も必要だと思いますが、尿酸値が気になる方にオススメのサプリメント『慈凰』 などで保険をかけておくというのも必要ではないでしょうか。
今の自分だったら絶対そうするだろうなと思います。
こうして痛風の恐怖は身近に
今日は2月4日の朝。節分や恵方巻きフィーバーが通り過ぎて、街は少し静けさを取り戻しています。
こうして、今日もまた昨日とは違う新しい朝を迎えることができたことに多大なるスペシャルサンクスです。
3ヶ月前の11月上旬、前の月である10月に受けた健康診断の結果を目にしたときには、我が目を疑い、そして行く先を案じました。
「要治療 尿酸値 10.2」
元々尿酸値は高めで、毎年の検査で7〜8くらいを行ったり来たりを繰り返していたのですが、ここまで振り切ってしまうとは、酷く驚きました。
そして、痛風にのたうち回る自分の姿がぼんやりとイメージされてしまいました。
もうお酒は飲めなくなるのかもしれない、一生薬を飲み続けなければならい。
そんな想いが頭から離れることはありませんでした。
一体この先どうすれば良いのだろうか・・・。
尿酸値が高くても一見変わらない日々
人間とは悲しい生き物。三ヶ月以内に会社からは再検査や治療の結果を報告するよう指導がありましたが、それを妙な解釈により「三ヶ月後の再検査が問題なければOK。それまで時間もあるし、今まで通り過ごそう」。
持ち前の開き直ったポジティブ気質全開で、毎日のように晩酌をし続けました。
喉元すぎればというか。いや過ぎていないんですが、具体的な兆候がでないと、中々現実感を持つことができないのでしょう。
血圧のように日々手軽に尿酸値を測定することができればまた違うのかもしれませんが。
痛風の恐怖の入り口
毎晩の晩酌を続け、更に時は12月。少ないながらも参加した忘年会で、タガが外れてしまったのでしょうか。
尿酸値のことなどアルコールでまるっきり飛ばしてしまい、いつも以上に飲みました。
ビールは避けるようにしたのですが、その他のサワー類やワインについては、我を忘れて飲み続けました。
そして恐怖は現実のものとなりました。
ある日の仕事中。営業車を運転していると妙に足が痒いのです。
一瞬しもやけかと思いましたが、今までしもやけになどなった事はありませんし、そもそもその日は12月としては暖かい日でした。
痒くて痒くてたまらずに、コンビニの駐車場に車を止めて靴下を脱ぎました。
両足の先端が赤く腫れていました・。
「これ、あかんやつや」
今風に心の中でつぶやきました。
痛風発作でしょう。
すぐにコンビニへ駆け込み、何本もの水やコーヒーを買い、できるだけ尿を排泄しようとしました。
これが正しい方法なのか、意味があることなのかはわかりません。
しかし、尿を排泄することによって、少しづつですが楽になったのは事実です。
精神的な要因が大きいのかもしれませんが。
尿酸値が高いままに迎えた新年
そんな恐怖体験を体験しながらも病院へは行かず、少しだけ制限するレベルで飲酒は続けました。年末年始ですからしょうがありません。
当然病院へ行くこともありません。行くとすぐに痛風診断がくだされるような気がしたのです。
痛風発作については、不定期に軽いものが訪れるようになってはいました
尿酸値を下げるステージ
時は流れます。尿酸値が高いままでも、痛風発作が繰り返す中でも、容赦なく時は流れて、会社への治療結果報告期限が近づいてきました。
1月中に報告をしなければなりません。
忘れもしない1月20日、前の日の過度な飲酒によっていつもより少しきつい痛風発作が起きたその日、尿酸値を下げるべく努力をスタートさせました。
尿酸値を下げるために取り組んだ事
尿酸値を下げたいのであれば禁酒が効果的
まずは禁酒からスタートしました。世間一般の知識としては、痛風はプリン体の摂り過ぎでなるもので、プリン体が制限されているのであれば、お酒を飲んでも問題はないとう感じでしょう。
自分もそう思って、ビール以外のお酒をガバガバと制限もなく飲み続けた事によって、尿酸値を10.2まで育ててしまいました。
実はアルコール自体に尿酸を作る要素があり、かつアルコールによって尿酸値が身体がから排出されにくくなるようなのです。
ネットの情報と、後に検査に行った病院の先生からの情報です。
ですから、尿酸値が高いのであれば、プリン体がどうのとか気にするよりも、圧倒的に気にして制限すべきなのは、アルコールなのです。
1月20日からの約1週間、ほぼ禁酒をしました。一度だけ土曜日に大好きなストロングゼロ500缶を1本飲んだだけです。
会社の指示によって参加した交流会のようなものでも、一滴もお酒は飲みませんでした。
お酒を飲まない飲み会などはじめてですが、痛風の恐怖がストップをかけてくれました。
痛風の恐怖があるからこそ禁酒に成功しましたが、普通は難しいでしょう。
禁酒の方法!効果的な飲み物を3つ紹介しますよという記事に書きましたが、自分の場合は炭酸水を飲むことで禁酒が捗ります。
牛乳を飲むと尿酸値が下がる
義理の母が私の身体を案じてアドバイスをしてくれました。
どこかのテレビで見たそうです(ためしてガッテンのようですね)。
尿酸値を下げるには牛乳が良いと。
確かに、毎日牛乳を1杯飲むんだ結果、痛風の人が43%減ったというような話しもあります(とても曖昧な情報ですが)。
どうも牛乳には尿酸の排泄を促す効果があるようです。
義理の母との関係性を良好に保つ意味も含めて、1日一杯の牛乳はかかさないようにしていました。
とにかく水を飲んだ
大きめな水筒を持参して、毎日沢山の水を飲むようにしました。
仕事中に何度もトイレに行き、帰宅してからも沢山の水を水筒に入れて風呂場へ持ち込み、入浴しながら水分をひたすら摂取し続けました。
とにかく沢山トイレへ行き、尿酸を外へ外へと押し出すことを心がけました。
そして訪れた安息の日々
1週間、禁酒をし牛乳を飲み続けて病院で血液検査をしました。
10.2だから、かぎりなく高尿酸血症と言えるし、検査の結果次第では薬の治療も必要との所見でした。優良見込客を見つけたというような目をしていました。
翌日の結果。我が目を疑いました。
尿酸値、6.5と記載されているのです。ここ10年で記憶に残る中では最も低い数字なのです。一番少なくても7.2でした。
それが6.5、10.2からの急降下に成功しました。
先生も苦渋の顔です。とりあえず薬は飲まなくて良いということでした。
そして、貴重なアドバイスをいただきました。
[list class=”li-yubi li-mainbdr main-c-before”]
- アルコールは尿酸を作る要素があるし、排泄をしにくくするから控えましょう。
- 身体をアルカリ性にしましょう。そのために野菜を沢山食べましょう。(検査の結果、尿酸を排出しにくい体
- 質ということが判明したことによるアドバイス)
- 1年に1度の健康診断以外にも検査を受けるようにしましょう。
[/list]
どれも心に響くアドバイスでした。
無事に尿酸値は正常値に戻りましたが、いただいたアドバイスは無駄にしないようにしたいと思います。
会社にも問題なしという報告ができ、社畜としてはほっと胸をなでおろしたところです。
努力の結果、尿酸値は正常に戻りました。
しかしながら、やっぱりこれってたまたまかもしれないんですよね。
ですから、「尿酸値やばいな」、「痛風やばいな」って思う人は尿酸値が気になる方にオススメのサプリメント『慈凰』 なんかで保険かけておいた方が絶対安心だと思います。
痛風ってそれほどしゃれにならない痛みだと聞いています。
だって、出産や尿管結石と並んで語られるんですから・・・。
最後に〜尿酸値が高くてよかったこと
今回、尿酸値が高いことが判明して、一つだけ良かったなと思うことがあります。
痛風の恐怖のあまり、過度な飲酒をしなくなったということです。
飲み過ぎによる記憶障害に悩まされていて、いつか問題を起こしたり、アル中になるのではないかと恐れていましたが、痛風の恐怖によりブレーキがかかりました。
どんなことにも良い面と悪い面があるということですね。
尿酸値が高いのは体質もあります。
いつか痛風発作に、しかも激しい痛風発作に倒れてしまうこともあるかもしれません。
その恐怖を上手に利用して、健康管理には気をつけて生きていきたいと思います。
で、やっぱり禁酒なんですよね。
尿酸値が高いことがきっかけで、禁酒に取り組んでいます。
明らかに人生が好転してきているのを感じますので、禁酒、おススメです。
コメント