ちょうど1年前くらいに読んで独身ながらも、いい本に出会えたなと
珍しくマーケットプレイスにも出さなかった本。
結婚して1周間の昨日、まとまった時間ができたので(妻が布団からまったく出てこなかったから)、再読。
初めて読んでいた時と同様に読みやすくて、ページが淡々と流れてスイスイ読めました。
結婚前と読んだ感触がちょっと違うのが、主人公の妻、みすみが自分の妻と少しオーバーラップしてくること。
(妻も少しですが水商売のアルバイトをしていたり)
承認欲求みたいな、何かになりたい自分より大事な事が世の中にはあって、それを見つけたことが快挙っていう件(かなり独訳ですが)がストンと落ちてきたこと。
同じ苦労はしたくはないけれど、この小説のような夫婦になりたいなと思え
ました。
この本は決してマーケットプレイスに出されることはないと思います。
- 作者: 白石一文
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/04
- メディア: 単行本
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