うざいサラリーマンが嫌い。私がスナックを好きになれない理由と「人生の勝算」を読んで

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 なぜサラリーマンはスナックへ行くのか

自由に使えるお金が少なくなったサラリーマン。

それでも女性と、奥さん以外の女性と時にはお酒を飲んで楽しみたい。

やっぱりセクハラまがいの言葉を吐いて、女性とワイワイするのは楽しいですからね。

昔は、会社の飲み会でも女性社員に少し卑猥な言葉をぶつけたり、時にはお触りなんてこともありましたが、平成も終わろうとしている今、そんな昭和の作法を繰り出すと一発で人生が終わる可能性があります。

リスクのない範囲で、女性とイチャイチャしたい。

そんな需要を満たしてくれるのがスナックなんだなあと最近思いながら

ちょいちょい行っていて、それでもって昨日も行ってきたんです。



スナックの常連客のうざさ

妙齢の女性との会話はまあ楽しいし気晴らしになるんですが、気になることが一つ。

客がうざい。

一番うざいのが一人で来ている常連風味の初老サラリーマン。

50代くらいでしょうか。

とりあえずお金はあるからちょいちょい遊びに来てるけれど、家にいてもやることがない独身、もしくは家族に相手にされない既婚者。

話は面白くないのにちょいちょい会話に混ざってきます。

このてのうざい初老サラリーマンは、結構大きな会社に勤めている人が多くて、それがまたうざさに拍車をかけます。

成功者気取りでスナックの女性や、中小企業サラリーマンである自分たちをいじろうとするわけです。

はあ。

愚痴が止まりません。

で、妙な下ネタ言ってきたり。

それがスナックで遊ぶ醍醐味だと言われればそれまでではあるのですが・・・。

ただこれは結構明日は我が身で、やることがなくて、相手にしてくれる人もいなくなって1人でスナックに行くようになって他の客の会話に挟まる。

気を引き締めていかないと、明日は我が身かもしれません。

これは避けなければならない未来でしょう。



好きにはなれないけれど興味があるビジネスモデル

ただ、前田祐二さんの人生の勝算にも書いてありましたが、スナックというビジネスモデル自体は結構面白味があるなと感じています。

スナックに行くと気づくことですが、スナックには、それほど特別なお酒もなければ、おいしい料理もありません。大体、ごく簡単な乾き物が出てきたり、ママが作ったアットホームな煮物が出てきたりするくらいです。

ここで重要なのが、お客さんは、これら表層的な何かを求めてスナックを訪れているわけではない、ということです。つまり、目的が明確な「モノ消費」ではない。

まさにその通りで、行く価値がないよなというレベルのモノしか用意されていない。

それでも潰れないスナックのある種の凄みにはずっと畏怖のようなものを感じていました。

前田祐二さんは、人生の勝算の中で、スナックこそコミュニティビジネスであり、ファンビジネスであると説いていました。

そう、あのうざい初老のサラリーマン含めて、スナックという場を消費するのがスナック遊びの醍醐味なのでしょう。

そういう意味では、うざい客を嫌がるとか、スナック遊びの中では御法度なのかもしれません。

だからこそ、自分はスナックが嫌いなのですが。

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