真実はこれ。上司に報連相ばかりしている人は仕事ができない
報連相ばかりしている人は仕事が遅い
サラリーマンの基本として推奨されている報連相。
よく報連相をする人は仕事ができると言われています。
はたして本当にそうなのでしょうか。
確かに、出世している人も多いかもしれません。
報連相を嬉しがる上司が、世の中には沢山いるので、この結果はさもありなんというところでしょうか。
でも・・・。
友人の上司に比較的早い段階で出世をしている人がいます。
人柄も良く、クライアント受けも良いのですが、彼の特徴はひたすら報連相を行うというところにあります。
それが要因で出世をした可能性さえあります。
彼の上司の口癖は「俺、それ聞いてないよ」だからです。
彼は自分の決済権限内に収まることでも、ひたすらと報連相をします。
部下が相談しても「後で聞いておくわ」という返答をします。
急ぎの案件も殆どそんな対応です。
そんなことでは仕事にスピード感はでませんし、仕事も進みません。
ですから報連相を繰り返す彼の帰りはいつも遅く、彼が率いるチームもいつも遅くまで仕事をしています。
過剰な報連相は仕事を遅くしてしまいます。
報連相ばかりしている人は決断力がなくなる
過剰な報連相は仕事が遅くなるのと同様か、それ以上の問題も引き起こします。
いつも報連相をしている彼は、自分で決断をすることが殆どありません。
決断をするためには、自分の中で一定のルールを作るなどの工夫が必要なのですが、決断をしないかれには、その工夫の仕方をしりません。
報連相ばかりしていて決断力がなくなってしまったのです。
決断力がないため、相談することがないような日常の作業においてでさえ、彼は悩みながら仕事をしているようです。
ひとつひとつ何かを見ながら、時にぼーっとしながらゆっくり仕事をしています。
もちろん、嫌な事も含めて速やかに報告をするという事は大切なことでしょう。
しかし、嫌な事も含め、時には自分の中で腹をくくって処理をしてしまおう。
そうすることで人は自分なりに考える訓練をして、成長をしていくのでしょう。
いつも報連相をしていると、自分で考えることもなくなってしまいます。
誰よりも考えているからこそ、良い仕事や良い決断やスピーディーな決断ができるのです。
報連相ばかりしていると人は成長しない
報連相こそが正しいと思っている人は、少し注意すた方がよいかもしれません。
報連相をすることによって仕事が遅くなってはいないだろうか。
報連相をすることで決断力がなくなってはいないだろうか。
報連相をすることで考える自分で考えることができなくなっていないだろうか。
過剰な報連相は自分をダメにしてしまう可能性があるのです。
良い報連相と悪い報連相の違い
もちろん、報連相をした方が良い場合もあるでしょう。
した方が良い報連相と、しなくても良い報連相の違いってどんなところでしょう。
フィードバックがあるかどうかだと思います。
報連相をしたところで、さらにその先に報連相をするような相手に対しては、報連相をする必要はないのかなと思います。
ただ無駄に時間を消費していくだけですからね。
報連相をした結果、何らかのフィードバックがある人、自分が気が付かないような気付きを与えてくれる人に対しては、報連相をした方が良いでしょう。
自分のためにもなりますし、仕事のブラッシュアップにもつながります。
報連相をする意味のない上司へは事後報告で対応
報連相をする意味のない上司、悪い上司の対応はどうすると良いのでしょうか。
コミュニケーションを断絶した方が良いのでしょうか。
人事査定なんかもありますから、コミュニケーションを断絶するわけにはいきませんね。
報連相をしても何ら意味のない上司に対しては、事後報告で良いでしょう。
その代わり徹底的に、誰にも負けないくらいに考えたうえで行動をするのです。
結果が良くても悪くても、事後に報告をするようにしましょう。
結果が出なかった時、無能な上司は言うでしょう「どうして事前に言わなかったんだ!」。
まあ、そうでしょうね。ごもっとも。
でも、フィードバックもなく、問題を先送りするだけの人に事前に相談をしていては、行動の導火線に火が点火されることは永遠に訪れません。
行動しなければ何も起きないし、成長もできません。
無能な上司へ事後報告。腹をくくって自分の成長にベットしましょう。
無駄な報連相をしないことで覚悟を決めよう
サラリーマンに染まってくると、とりあえず報連相しとけばいいかなっていう、仕事ごっこをはじめるようになります。
結果、亀の歩みになり、あなたの人生は一向に前へ進みません。
無駄な報連相ばかりして、人生を損なわないようにしましょう。
報連相をしないで怒られたら
残念ですが組織全体が報連相の魔力に覆われている会社というのもあります。
報連相をしないことで、生きていけなくなるような息苦しい会社です。
もしもそんな会社で孤立してしまったらどうすると良いのでしょう。
虎視眈々と脱出することを考えましょう。
転職支援サービスで年収を調べただけで幸せになったという記事にも書きましたが、今はスマホで転職先を気軽に探すことができます。
転職支援サービスを使って、世間を知っておけば、いざ耐えられないお思った時に脱出をすることができるでしょう。
無駄な報連相ばかりして、人生を損なわないように、行動していきましょう。
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