口の臭い部下が教えてくれたたった1つの役に立つこと

3月は別れの季節。

自分も口の臭い部下との別れることになった。

出会った頃、ちょうど1年前はほんのり臭い匂いだった彼の口は、1年経った今では立派な刺激臭がするようになった。

暇で暇で眠くしている時に話しかけてくれると、意識が戻ってくるのでまあ有り難い。

 

口の臭い部下もこの1年の愛情こもったスパルタ教育のおかげで、まあまあ口が臭くて使える部下になった。

とんでもない口の臭いバカだと思っていたので、とんでもない口が臭いバカだけれどボチボチ仕事ができるっていうのは、まあちょっとした合格点を与えられるだろうか。

 

そんな口の臭い部下のことで関心していることがある。

メールの締めくくり方が素晴らしい。

たどたどしい、どうでも文章を連ねたその後に、口の臭い部下はいつもこう綴る。

 

引き続きよろしくお願いします。

 

なにが引き続いてなのか口が臭いからよくわからないが、ああ、「さよならだけどさよならじゃない」のねっていうそんな雰囲気が醸し出される。

 

これは良い。

メールのしめくくりとして自分が多用していたのは「何卒よろしくお願いします」だが、何卒などと江戸時代のような言い回しされるよりは断然良い。

引き続きよろしくお願いします。

 

最近は引き続きよろしくお願いしますの多用だ。

自分が引き続きよろしくお願いしますを繰り出すと、相手も引き続きよろしくお願いしますと使うケースも増えてきた。

引続よろしくお願いしますが、引き続きよろしくお願いしますを呼ぶというところだろうか。

 

口の臭い部下、1年間ありがとう。

役に立つことを教えてくれてありがとう。

そして引き続きよろしくお願いします。

 

 

 

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