車を運転する人ならわかるかもしれません。
とろとろ走っていている人に限ってウィンカーを出さなかったり、突然進路変更をしてきたりと、危険極まりない運転をしているケースが多いのではないかということに。
並走する時にそんな車の運転手の顔を見てみると、なんとなくぼーっと、1点だけを見て運転しているような。それで、残念だけれど老人や女性が多いような。
これは個人的な経験から基づく実感なので、バイアスがかかっているかもしれませんが。
車の運転が過度にゆっくりな人は、運転があまり得意でなかったり、好きではない人が多いような気がします。
逆に暴走は別として、ある程度のスピード感で運転できる人は、運転が得意だったり、好きだったりする人が多いような気がします。
ゆっくり運転している人は、丁寧に安全運転をしているわけではなく、不得意で集中していないから、ゆっくり運転になってしまっている。
逆に、それなりの速度で運転している人は、運転が得意だし、集中しているからスピードを出すことができる。
そんな感じではないでしょうか。
そもそもスピード出して運転するには、かなりの集中力が必要となります。
ぼーっとなんてしていたら即死です。
仕事が遅い人が、「丁寧に仕事をしている」と言われる風潮があります。
逆に仕事が速い人が「仕事が雑」と思われがちな風潮もあります。
仕事の遅い人は別に丁寧に仕事をやっているわけではありません。
気乗りがしないからゆっくりやっていたり、決断ができないから同じことを悶々とやっていたりしているだけではないでしょうか。
集中していない運転と同じような感じです。
仕事が速い人は一つ一つの決断が速かったり、集中して取り組んでいるだけで、別に雑なわけではありません。
後輩なんかを見ていてわかりますが、仕事の遅い若手も速い若手もミスの多さはそれほどかわりません。
ただ、速い若手はミスをした時に「急いで仕事をしなくても良いから」、そう注意されてしまいます。
遅い若手は何も言われません。いや、言いようがないのでしょう。
これでイメージとして仕事が速い=ミスが多いの図式ができあがってしまうのでしょう。
仕事が遅い若手がミスをした場合、これからはこう注意した方が良いかもしれません。
「もっと集中して仕事のスピードを速くしよう」
結構効果的なような気がします。
コメント