残業削減が世の中の流れになってきて、少し古風な我が社でも早く帰宅することをが自然な事になりつつあります。
それでも今まで通りの仕事をして、今まで通りの時間に帰宅する人が大多数です。
一方、今まで通りの仕事量なのですが、定時に帰宅できる人もポツポツと出てきました。
残業が減らない人と残業を減らすことができた人の違いはどこにあるのでしょうか。
帰る時間を決めている
残業を減らすことができた人達は、定時に、もしくは定時に近い時間に帰宅するという事を目標にしているのではないでしょうか。
はじめは定時という目標タイムに届かずとも、日々目標タイムを意識しているうちに、仕事のスピードが早くなり、いつしか目標タイムを達成できるようになった。
そんな人が多いのではないかと思います。
一方、残業が減らない人は今日は何時に帰ろうという目標帰宅時間を設定していないケースが多いように思われます。目標タイムがなければ、なんとなく、自分に無理のないペースで走りますので、当然ゆったりと仕事の進め方となるでしょう。
当然、早く帰宅することはできません。
目標帰宅時間を決めずに働くという事は、仕事のスピードや効率を上げるという観点から考えると、著しく怠慢な働き方なのではないでしょうか。
仕事を早く進める努力を日々行わないということなのですから。
早く帰ろうとしている
繰り返しになる部分もありますが、早く帰宅できてる人は、早く帰宅しようと思っていいて、残業が減らない人は早く帰宅しようと思っていないというのが二つ目の違いです。
ごくごく当たり前の話しですが、早く帰宅しようと思わなければ、早く帰宅することはできません。
でも、残業が減らない人の多くは早く帰宅しようと考えていないように思われます。
”残業代がでないと困る”
”のんびりと自分のペースで仕事をしたい”
そんな事を考えているのでしょうか。
それでいて「あいつは早く帰れて良いな」などと陰で言ってみたり、「もう帰宅するんですか?」などと定時で帰る同僚に冗談交じりに声をかけたりしています。
まず、そんな意識を変えて、早く帰ろうと思えるか。
それが残業削減に向けた鍵になるのではないでしょうか。
早く帰宅すると残業代は出ないし、マイペースで仕事はできないし、少し辛いこともあるかもしれません。
それでも、ノー残業で早く帰宅することによって得られる喜びは果てしのないものがあります。
家族皆でゆっくり食事をして、散歩に行くことさえできます。
映画を見て変えることだってできます。
帰宅する時間を決めて、早く帰ろうとする。
日々この2つを意識して働けば、必ずや残業は減っていくでしょう。
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