前年よりボーナスが下がってしまいました。
今の会社に入ってから十数年、ボーナスが前年を下回るのははじめてです。
「出るだけましだろ」という声も聞こえてくるかもしれませんが、出ていたものが減っていくというのも、かなりの恐怖です。
髪がどんどん減っていくのが恐怖だという事と同じでしょう。
印刷会社(正確には私の会社は印刷会社ではありませんが)はオワコンです。
それを昨日、月曜日というこれから頑張ろうという週のスタートの日にとつとつと書いてしまったわけですが。
まさかカウンターパンチのようにボーナスが減るとは思ってもいませんでした。
仮説を建ててあっと言う間に証明された気分です。
経営陣にとっては大きな決断です。よくぞ決断をしました。
一度ボーナスを減らすことができれば、今後はどんどん減らして行くことができます。
ボーナスがゼロになるまでは、オートマチックです。
私達にとっては正念場です。
百姓一揆のごとく経営陣に食ってかかる、業績を上げるために死に物狂いで働く・・・。
無駄でしょう。
印刷会社というオワコン産業で働いているのですから。
経営陣に食ってかかっても、10%づつ落ちていく売上を前にしてはどうすることもできません。
売上だってそう簡単に上がるわけがありません。
では私たちはどうすると良いのでしょうか。
自分で生きる力を蓄えていくしかないのでしょう。
今の会社で学べることは精一杯学び、他に独りでも稼げる力を蓄える時期なのでしょう。
残念ながら遠くないうちに我が社の年収は10%程度は落ちるでしょう。
まさにボーナスがまるまるとなくなるくらいです。
一度下がった給料はそう簡単にあがりません。
何か特別な要因があって業績が悪化したわけではないのです。
単純に売上と利益が目減りしているのです。
会社に頼る時代の終焉が見えてきた感じがします。
生き方を本気で考える時期に入ってきました。
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