朝、犬の散歩をしている途中に初老の男性をよく見かけます。
色んな家の玄関から出てくるその男性の手には、よく見る1色刷りの「売却物件募集しています」のちらしが。
チラシ配布をしていたのでね。朝6時。歳をとると早起きになるし、運動にもなるしまあ悪くないかもしれません。
一ヶ月1万円位は稼げるようですし、悪くはないのかもしれません・・・。
ただ、前向きに考えれば悪くはないのですが、定年退職をしてからも、お金のためにポスティングをするっていうのも、ちょっと面倒です。
だけど年金もかなり怪しい僕らの世代こそ、お金のためのチラシ配布を定年退職後に行わなければならないのかもしれません。
定年後のチラシ配布を回避する方法が2つあります。
一つ目は定年しない働き方をするという方法です。
まさにライフシフトに書いてあったような働き方です。
ちらし配布のような好きでもない仕事ではなく、自分が主体的に取り組むことができる仕事を生涯続けるのです。
二つ目がストックビジネスを作っておくという方法です。
ストックビジネスとは「一度仕組みを作ってしまえば放ったらかし、もしくは殆ど放ったらかしでお金が入ってくるビジネス」です。
通信回線や何かの保守契約などがストックビジネスの代表と言われています。
NTTとかセコムとか、ストックビジネスを生業としている会社は給料が良いと言われています。
生涯現役でいたくても、世の中の流れが速い現代では、生涯現役で働き続けることができる能力を常に身につけておくことは困難なことでしょう。
また、いつ身体を壊してしまうかもわかりません。
生涯現役を目指すべきなのでしょうが、生涯現役を断念せざるを得なくても食べていける方法を見つけておくことが必要です。
ストックビジネスを見つけるしかないのです。
一番簡単に思いつくのが不動産、賃貸経営です。
まさにストックビジネスで、現にこの賃貸経営で食べている人は沢山います。
有望な選択肢でしょう。
しかし賃貸経営には問題があります。
それなりの資金がなければ成立しないビジネスであるということ、これからの人口減少社会では経営が成り立たない可能性があるということです。
特に後者は申告な問題でしょう。
次に思いつくストックビジネスがブログやアフィリエイトサイトです。
世の中のためになるノウハウをまとめてブログを書いたり、アフィリエイトサイトを作ったりするのです。
もしかすると半永久的に少しづつ集金してくれる装置となるかもしれません。
問題はこれから10年、20年とインターネット広告が存在するかどうかが、それがビジネスとして成り立っているのかということです。
先の事はわかりませんが、今備えておけるのはストックビジネスとしてサイトを持つこと、そして生涯現役で働くことができる身体作りなのかもしれません。
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