高くはない給料、少しでも楽にしたい生活。
奥さん主導で一生懸命節約をしているという家庭も多いのではないでしょうか。
そんな日々の節約も、方向性を間違えると骨折り損のくたびれ儲けとなってしまう可能性もあります。
この記事では、実体験を基に節約と保険と投資の関係についてご紹介したいと思います。
かんぽの学資保険ってどうなの?
学資保険に入ろうと妻が郵便局のパンフレットを持ってきてくれました。
あればあるだけお金を使う癖に安月給サラリーマンにとっては悪くない提案ではあります。
基本的には妻のやる気を削ぐのもなんなんで、加入前提でパンフレットを眺めてみたわけですが、そこで驚愕しました。
返戻率が100%を切っておるじゃありませんか。
そのかわり子供が入院した際の保証なんかが組み込まれているわけです。
貯蓄目的の学資保険に医療保障が自動的についているのだな。
まあ、安心ちゃ安心だけれど、恐怖で脅してくる保険のパターンにまたはめ込まれるところです。
そもそも、自分の周りに18歳までで入院した人って何人いたのよって話しです。
しかも当然上限支給額あるでしょうし・・。
残念がら「ちょっと考えるわ」と言わざるを得ませんでした。
安い卵を買う努力はもちろん大事
安い卵を買いにスーパーをハシゴするのも、まあしょうがないと自分は思っていて、それはある種のイベントで、主婦の家計の舵取りというモチベーションの源泉にもなるでしょうから。
ただ、スーパーのハシゴで得できるお金って多分月1,000円とか2,000円だと思います。
先程のかんぽの学資保険の話。
満期まで300万円積み立てて戻ってくるのは290万円とか。
返戻率が100%を超えてくる学資保険だと315万円戻ってくるものもあります。
その差25万円。
何もしない、ただ口座からお金が落ちていくという行為で25万円の差が付きます。
18年間で、年間1万円程度の差がつくのです。
スーパーの卵に気をつけるのなら、そこも気をつけようよという話しです。
もっとお金につい知識を持つべき
日本の生産性が低いと言われています。
多分、無駄な努力が多いからでしょう。
知識がないから、できることしかやりません。
節約するため、お金を貯めるためには安いものを買えと私たちは教わってきました。
保険について考えたり、投資というお金を効率的に増やす方法については学校では教えてくれません。
なんだか、お金の話しをするのは汚いことっていう価値観が根強くあります。
節約をするために、固定費を安くしたり、投資をしたり、そんなことを小さな頃から教わっていたら、もっと有意義に時間を過ごせたりしたのかもなと、今回の妻と学資保険のやり取りをして考えた次第です。
スマホなんかは固定費の権化ですので、ちょっと最近研究しています。
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