「控えめに言って最高。」
言い出しっぺが誰なのかはわからないけれど、ネット上最近良く見かけるようになった言葉。
この奇妙な言い回しの言葉を使いたくなるのがAppleのワイヤレスイヤホン「AirPods」です。
2万円弱はする「こんな高いイヤホン買ったことないよ」っていう位高い買い物なですが「控えめに言って最高」です。
ケーブルが絡まないってなんて素敵なの
外出中、通勤中、とにかく音楽を聞いていたい人が、一生付き合うことを覚悟しておかなければならなかった煩わしさ。イヤホンのケーブルが絡むこと。
イヤホンのケーブルが絡むこと、イヤホンのケーブルに絡まれること。
AirPodsはそんながんじがらめの日常から自分を解放してくれました。
家を出て、すぐに音楽を聞いて日常からは離れた世界を生きたいのに、絡まったイヤホンを解くのに時間がかかって、家を出て5分が経っても日常に縛られたまま。
そんな経験をずっとしてきました。
AirPodsはこの苦い日々の積み重ねから解放してくれます。
「イヤホンのケーブルが絡まない、そんな些細なことがこれほどまでに幸せだったなんて!」
充電を取るか音楽を取るかという苦渋の決断を強いられてきた
iPhoneの奴隷かのように過ごす21世紀に生きる私達を悩めせる問題が発生したのは1年と少し前。2016年秋の話。
iPhoneからイヤホンジャックが消えた。
イヤホンはどこに挿せば良いの?老若男女はからの疑念を眼差しをぶつける。
Appleはそっと言う。ライトニングケーブルに挿せるようにしてあげたよ。
老若男女の疑問は解決されたかに見えた。
そう。刹那。
じゃあ、ライトニングケーブルを他の用途に使っている間は、イヤホンが挿せないじゃないか。
もっと具体的に言うと、ライトニングケーブル間、つまり充電中は音楽を聴くことができないじゃないか。
そんな問題が発生しました。
iPhoneの奴隷であり、音楽の奴隷でもある自分は日々この悩みと葛藤していました。
ギリギリまで充電を我慢して音楽を聴き続ける。
そんな毎日です。
イヤホンジャックがなくなったことに対しての真の解決策がAirPodsです。
ワイヤレスなのです。物理的にiPhoneとイヤホンをつなげる必要はないのです。
AirPodsは音楽を聴きながらiPhoneを充電することを許してくれました。
自分はまだAirPodsの力を半分も引き出していない
自分はAirPodsでsiriを利用していません。
「森田さんへ電話して」とも「動物園への行き方を教えて」とも話しかけていないのです。
ポケットにはiPhoneを忍ばせたままで司令を出すことができる。
電話をかけることができる。ポケットに電話を入れたままで電話をすることができる。
こんなイカレタ話があるでしょうか。
まだ自分はそんな狂気の世界へは足を踏みれていません。
それでも控えめに言って最高と言えるAirPods(エアーポッド)。
AirPods(エアーポッド)は地味にiPodやiPhoneが出た時と同じくらいに、じんわりと自分の世界を変えつつあります。
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