自分たちが小さい頃はお金は銀行に預けるのが1番と言われていました。
「タンス預金」なんてしていると、お金の価値が減るから勿体無いという理由です。
この教えは自分たち40代はもちろんのこと、今の若者にまですっかり浸透している考え方でしょう。
この教えを自分たちに教えたのは主に親世代。
親世代は高度経済成長の中、銀行にお金を預けてぐんぐんお金を増やしていた世代です。
残念がら時代は変わりました。
高度経済成長という幸福の時代はとうの昔に終わってしまいました。
今も高度経済成長を前提としたお金の常識を今も律儀に守っていて良いわけがありません。
銀行預金よりタンス預金がマシな理由
今銀行にお金を預けていても殆ど利息はつきません。
雀の涙ほどの利息が通帳に記帳されているのを見かけるレベルで、ほとんどあてにしている人はいないでしょう。
「数百円でも利息がつくだけタンス預金よりはマシじゃない?」
そう考える人もいるかもしれませんが、マシじゃありません。
ATMの引き出し手数料がかかるからです。
基本的にはクレジットカード払いにしていて、現金が必要となることはほとんどないのですが、それでも給与の振込先が地方銀行ということもあり、月に1回程度はATMを利用しています。
なかなか仕事中にお金をおろしに行くこともできませんので、いざATMを利用しようと思うと、悔しいかな手数料がかかる時間帯になっているということもシバシバです。
2ヶ月に1度、悔しながら時間外にATMを利用したとしましょう。
1年で648円の手数料を支払うこととなります。
残念がらその銀行には648円の利息がつくほどのお金は預けていません。
手数料を支払うくらいなら、タンス預金の方が節約になるというわけです。
必要な時にタンスから取り出すだけで、手数料を取られることはありません。
銀行へは必要最低限のお金だけ預けるべし
ある程度まとまった現金は手元においておき、必要な時にはそこから使うようにした方がましでしょう。
銀行へ預けるのは、クレジット決済や銀行引きとしに対応するための必要最低限のお金プラスα程度で良いでしょう。
ある程度まとまった手元に置く現金以外の貯蓄分はどうするのか。
他の金融資産に変えて置くのが良いのではないでしょうか。
投資信託での運用、金、ドルなどへのリスク分散です。
また、仮想通貨などのハイリスク商品へ少額投資して攻めてみるもの良いかもしれません。
まとめると
今の時代、銀行預金は1番ダメ。
手数料分を損するからです。
ATMに行く必要がないよう、ある程度まとまった現金をタンスに入れ、他は金融資産として持つのが良いでしょう。
ああ、お金についてもっと勉強しておけばよかったなと、最近日々感じてしまいます。
どれだけ損をしてきたんだと。
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