40過ぎの自分が社会人になった前世紀末に、配属先の上司や先輩から言われたことが、「社会人になったら新聞を読まなあかんぞ」という話しです。
何故か関西弁調で話してくる人が多かったと記憶しています。
元から活字を読むのが好きだった自分は、ある種盲目的にこの言葉を信じ、社会人生活20年のうちの、15年は新聞購読を続けていました。
しかしある意味やさぐれた社会人生活15年目以降、就職氷河期第一世代を襲う賃金上げ止まりの波をまともに食らったこともあり、新聞購読をやめる結果となりました。
新聞購読をやめるメリット
人生、やめてみてわかることが唸るほどあります。
新聞もその1つで、やめてみるとメリットだらけなのです。
支出が減って他の楽しみが増える
当たり前ですが、支出が減ります。
毎月3,000円強、思考停止してお布施のように払っていたお金を自分の自由に使うことができます。
3,000円あると、今の時代結構色々と生活が捗ります。
NewsPICKSを有料購読して、知識の波に飛び込むともできるし、NetflixやHuluの契約することができます。
定額の音楽配信サービスを楽しむの良いですね。
しかも、このどれもが新聞購読の半額以下で楽しめるというパラダイス。
考え方が今風にアップデートされる
新聞を読むのをやめてわかるのが、新聞に書いてあることは、世の中のニュースのほんの一部だということです。
新聞だけを読んでいると、世の中は新聞に書いてあるとおりの世界だと勘違いしがちですが、実は新聞に書いてあるニュースしか起きていないのは、かなり極小の世界なのです。
特に経済系の話。
これが1番新聞、特に地方紙や日経以外の全国紙を読んでいると足りません。
我が社幹部がイマイチ印刷業界というオワコン産業にいながら、危機感を持つことができないのは、未だ新聞の世界で生きているからなのかもしれません。
新聞から離れると、世の中の激流を知ることができます。
1日1回、物理的に人が運んでくる紙の世界とは時間の流れが違うのです。
ゴミ出しの回数が減る
実は自分が新聞購読を辞めたのがこの理由です。
マジで紙とかうざい。
もうこれにつきます。
毎日毎日ゴミが溜まっていって、少し放置しいると新聞が雪崩を起こします。
これがなくなるだけでもストレスが1つ減ります。
新聞購読をやめるデメリットは?
ない。
今はこれで終わらせたいほどに、新聞を読まない生活に慣れてしまっています。
当初は、会社の人や、クライアントと話しが合わないのでは?という懸念がありましたが、これが意外と平気です。
なぜなら、みんな新聞を読まなくなってきたからです。
新聞を読まなくなってきたから、新聞の話しをする人も殆どいません。
だから話が合わないなんてことはありません。
昔だったら、「それ、新聞に書いていましたよね」でしたが、「今ではそれ、Twitterでバズっていましたよね」というわけです。
新聞読んでいる暇があったら、Twitterのトレンドでも押さえておきましょうよと。
いや、新聞、やめたらホントにはかどりますよ。
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