20年と少し働いていてたまに出会うのが、「明日会社を辞めるつもりで働いているよ」と話す人です。
そう話す人たちで実際に会社を辞めたという人は、あまり見たことがありませんが、「明日会社を辞めるつもりで働いている」、「明日会社を辞めても大丈夫なように働いている」という人たちに共通していることがあります。
仕事ができるということです。
明日会社を辞めるつもりで働いている人たちは何故仕事ができるのでしょうか。
仕事の棚卸しがしっかりできている
明日会社を辞めるつもりで働いている人は、日々の仕事しっかりと整理されています。
いつ会社を辞めてもよいように、仕事の棚卸しをしっかりと行い、いつ誰が引き継いでも良い状態にしてあります。
決して仕事を属人化させるようなことはありません。
いつでも仕事を引き継げるようにしてあるというのは、サラリーマンににとっても非常にメリットがあります。
急に風邪を引いてしまって休まざるをえないような際や、身内に不幸があった際などに安心して休むことができるからです。
いつでも休むことができるというゆとりは、日々の仕事でのストレスも軽減させることになるでしょう。
いつ会社を辞めても良い状態で、日々仕事を整理している。
仕事ができて当たり前なのかもしれません。
日々覚悟を持って仕事をしている
いつ会社を辞めても良いという人は、恐れるものがありません。
もっと具体的にいうと、会社に対して遠慮がありません。
会社や上司の方針が間違っていると思えば、大胆に進言をすることができます。
いつ会社を辞めても良いと思っているのですから。
この会社に遠慮をしない大胆な進言をすることが、新しい施策をはじめるきっかけや、業務改善のきっかけになったりします。
結果として、明日会社を辞めても構わないという気持ちで、大胆に進言する人たちの評価は上がっていき、会社にとっては辞められては困る存在となるわけです。
いつ会社を辞めても良いと思っている人は、より一層大胆に、思ったことを発言できるようになり、仕事の評価は高まっていくのでしょう。
口だけじゃなく行動をする
いつ会社を辞めても良いと思うためには、スキルアップをし、市場価値を高める必要があるでしょう。
いつ会社を辞めても良いと思えるように、日々鍛錬をすることで、仕事ができる人へと近づいていくことができるのです。
いつ会社を辞めても良いと思えるようになった時、きっとサラリーマンとして良い循環の中で生きることができるようになるはずです。
MIIDAS(ミーダス) などの転職支援サービスで自分の適正年収などもわかるようになってきました。
定期的に自分の市場価値をチェックし、明日会社を辞めても大丈夫なのか、自己分析をしておくと良いかもしれませ。
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