転職をしたことを後悔したことがない

f:id:kowalski22:20180305070811j:plain

今まで2回の転職を経験しました。

1回目は大手通信会社から地元の食品メーカーへ。

2回目は食品メーカーから印刷系広告代理店、つまり今勤務している会社です。

 

実は1回目に転職は30代後半なのですが、そこから給料は殆ど上がっていません。

もしも今、新卒で入社した通信会社でそのまま働き続けていたとすると、恐らく収入は1.5倍にはなっていたでしょう。

傍から見ると、転職は大いなる失敗となるわけです。

 

良い会社に転職ができたから後悔をしていない?

収入面では完全に失敗となった転職ですが、不思議なことに後悔をしたことが殆どありません。

もしかすると、過去に後悔の念を抱いたことはあるかもしれませんが、少なくとも今は後悔の気持ちはありません。

 

収入が下がっても良い会社に入れたから?

いや、それは全く違います。

今の会社は衰退産業も良いところだし、社風も昭和のそれ丸出しで、良い会社なんてもんじゃありません。

正直、長くないかなと思っています。

 

では何故転職を後悔していないのでしょう。

 

自分で決めたことに人は後悔をしない

恐らく、2回の転職は「自分で決めた」からでしょう。

自分が転職を繰り返した10年と少し前、今ほど転職というものは一般的ではありませんでした。

それでも、自分は今置かれている状況や、将来の世の中を考えて「このままではダメだ」と、転職活動をしました。

結果、収入も落ちたし、到底良いとは言えない会社に勤めているのが現状です。

それでも、自分で考えて決めたことだから、後悔はないのでしょう。

 

世の中の常識の中で生きていると後悔をする

高校を出たら、大学へ行って、就職活動をして少しでも有名な会社へ入る。

自分たちはこうやって誰かに教育を受けてきました。

恐らく今の時代もそうでしょう。

結果、さほどなりたくもなかったサラリーマンになるのが当然と思い込んでしまっていました。

今よりももっと若くて、もっと失敗が許される時に。

 

でも、その常識って今考えると全然常識ではないし、誰得な常識でした。

「みんなこうだから、こうしなければならない」。

どれだけの

 

ことを、常識を鵜呑みにして諦めてきたことか。

 

転職をしなかったことを後悔している今

転職をして今の会社に流れ着いたことに1つの後悔もしていない今、たった一つだけ後悔していることがあります。

何故、今の会社にここまで長く在籍してしまったのかということです。

 

2回の転職を経験し、3回目の転職はなんとなく非常識だと思いこんでしまっていた。

今働いている会社のレベルが低くて、さほど努力をする必要もなかった。

つまり、また常識に縛られて更に悪いことに楽をしてしまったのです。

 

成長しようと世間の常識を気にせずに転職したことは、たとえ収入が落ちたとしても全く後悔はしていません。

ただ、楽だからと惰性で働き続け、世間の目を気にして同じ会社にずっと座っていることに関しては、猛烈な後悔をしています。

 

社会派ブロガーである、ちきりんのTweetやブログを月曜日の朝、目にしてしまって激しく考えてしまいました。

ちきりんの未来の働き方を考えようは2年前に出版された本ですが、ずばり時代を先取りしているようです。

40代、働き方や生き方を考えるフェーズに突入した今、読んでみたいと思います。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる