ここ北海道も春が近づいてきました。
冬の間はコートで隠していた身体のシルエットが、白日のもとにさらされる日も近いということになります。
春が近づいてきたということは、身体のシルエットが剥き出しになる夏ももう視界に入ってきたとさえ言えるのではないでしょうか。
ぽっちゃり体型だった数年前までの自分にとっては、これから暖かい季節は春の到来の嬉しさよりも、だらけた身体を世間に晒すことになる、少し憂鬱さを感じる季節でした。
でも今は違います。
適正体重になった今は、素直に春の到来を喜ぶことができるのです。
どのように10キロのダイエットに成功したのか
適正体重になった今と、数年前、ポッチャリだった頃では約10キロの体重差があります。
つまり10キロのダイエットに成功したということになります。
さて、一体どうやってやや多忙のサラリーマンが10キロのダイエットに成功することができたのでしょうか。
マラソンの練習をする
いきなりハードに聞こえるかもしれませんが、マラソンの練習は効果的でした。
マラソンと言っても42.195キロを走るわけではありません。
まずは3キロくらいのからはじめて、最終的に10キロを走りきれるようになった程度です。
距離はさほど長くは走る必要はないですし、そもそも普通のサラリーマンにはフルマラソンを走れるようになるほどトレーニングをする時間などないでしょう。
しかしながら、一つだけ重要なポイントがあります。
常にタイムを意識して全力で走るようにするということです。
タイムを意識して、全力で走るようになると、足だけで走るのではなく、腹筋や背筋を中心に身体全体で走るようになるはずです。
この身体全体を使うということがダイエットに繋がるのです。
そんな全力で走ることができる身体を一度手に入れると、日常生活でもアクティビティかつ姿勢良く過ごすようになります。
生活をしながら自然とダイエットができるようになるのでしょう。
睡眠をしっかりとる
仕事が忙しかったり、しょっちゅう同僚と飲みに出かけている頃、何故かどんどん太っていきました。
寝る間も惜しんで生活しているのにも関わらずです。
体調管理の重要性を意識して、しっかり睡眠を取るようにしてから、明らかに体重が落ちていくのがわかりました。
不思議に思ってネットなどを調べてみると驚愕の事実。
寝ている間に身体は脂肪を燃焼させているというのです。
睡眠中には脂肪分解作用のある成長ホルモンが分泌されて、しっかり眠ると1日あたらい300キロカロリーを消費、あまり眠れないと90キロカロリー程度までそれが落ちるというのです。
エビデンスは得られました。
やはりよく眠るようになってから、体重が落ちたという実感に間違いはないのでしょう。
結局行き着くことろは禁酒
さて、マラソンの練習をして、よく眠り、体重が落ちたのは間違いがないのですが、適正体重の少し手前でダイエットは停滞をしました。
停滞を打ち破り、ダイエットを加速させて、一気に適正体重まで持ち込んだのが禁酒です。
禁酒はやはりダイエットには最良の手段ではないでしょうか。
よくお酒だけを飲んで、つまみを食べないように気をつけていれば、太らないなんて言われていますが、お酒だけ飲んでいても肝臓には脂肪がついていくようです。
また、何よりもお酒を飲むことによって起こる生活習慣の変化がダイエットの敵のような気がします。
お酒を飲むと睡眠の質が下がる
お酒を飲むとよく眠れるような気がしてしまいますが、これが結構真逆です。
お酒を飲むと眠りが浅くなり、よく眠れていないのです。
先程の話に繋がりますが、しっかり眠れないことにより、脂肪を分解する成長ホルモンの分泌がされないということになるのです。
お酒を飲むと日常での代謝が落ちる
お酒を飲むと内臓に疲れが出てきます。
内臓が疲れている状態、つまり身体が疲れているということになるのですが、そんな状態ではアクティブに身体を動かすという気には到底なりません。
マラソンの練習をするなんていうのは、もっての他ではないでしょうか。
禁酒をすることで、よく眠れるようになり、日々も活動的に過ごせるようになる。
もちろんお酒自体のカロリー摂取もないし、肝臓に脂肪がつくようなことはありません。
ダイエットは禁酒を起点にはじめると良いのではないでしょうか。
サラリーマンは絶対ダイエットした方が良い
ポッチャリだった頃と比べると、適正体重の今は良いことだらけの人生です。
まず、生活をしていて楽です。
以前は、10キロもの重りを抱えながら仕事をしていたようなものですから当然でしょう。
次に、なんとなく自信がつきます。
春になっても同等とコートを脱げるし、人にあってもなんだか堂々としていられます。
結局人は見た目である程度判断をされてしまいますから、ポッチャリだと自覚しているよりは、適正体重で生きているんだという気持ちで人前に出るよりは、堂々としていられるというわけです。
ダイエットはサラリーマン人生を大きく変えるかもしれません。
まずは禁酒を起点にダイエットをスタートしてみてはどうでしょうか。
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