新年度が近づいてきました。
新年度と言えば、昇進が発表される時期です。
多くの会社ではそろそろ内示が出る頃だと思いますが、皆さんは昇進することができたでしょうか。
自分は、残念ながら今年は昇進することができないようです。
ところで、昇進できなかったことに対して不満を持つことはないでしょうか。
会社に正しく評価をされていないと。
「実績を残しているのにどうして」、「あいつの方が先に係長になるなんて」。
20年サラリーマンをやってきて思うのは、会社の評価なんてあまりに適当で、運や好みが左右される世界。
あまり考えてもしょうがないことと思っているのですが、やっぱり会社でされないというのは、結構怒りを感じるレベルで気になってしまうことです。
会社で評価をされないと感じる時、私たちはどう対処すると良いのでしょうか。
上司に怒りをぶつけてみる
以前全く納得のいかない昇進が発表された時がありました。
自分よりはるかに実績が少なく、能力も劣っていると同期に先に昇進されてしまったのです。
もしかすると、その同期には自分にはわからない特殊能力や、内密にされている実績があったのかもしれませんが、そんなことは自分には知る由もありません。
あまりに怒り心頭で、思わず上司に納得ができないと、不満をぶつけてしまいました。
中々恥ずかしい話しではありますが、すっきりはしました。
するとどうでしょう。
その後の1年、ろくに実績を上げることができず、昇進など頭の片隅にも思い描いていなかった自分がサクッと昇進したのです。
1年後の人事査定の際、「あいつを昇進させとかないとうるさいな」と上司の脳裏に1年前の自分の怒り顔がよぎったのではないでしょうか。
人事評価なんて、そんなもんという会社もあります。
なぜ自分が評価されないのかと聞いてみる価値はあります。
その行動だけで昇進できることさえあるのですから。
転職活動をする
一度昇進できない、評価されないというスパイラルに陥ると、その後よほどの実績をあげないと昇進レースに復帰できないという会社もあります。
昇進レースから外れた場合、淡々と仕事をして、趣味や家庭を第一に生きるという生き方もありますが、やはりふとしたタイミングで悔しい気持ちになるのも正直なところです。
そんな時は転職活動をしてみましょう。
自分には今どのくらいの転職オファーがあるのか、転職をした場合の想定年収はどのくらいなのか、そんなことを調べながら自分の市場価値を確認してみるのです。
MIIDAS(ミーダス) なんかを利用するとものの10分で想定年収がわかります。
自分の市場価値が思ったよりも低いのであれば、会社の評価もまあそんあものかと諦めがつくかもしれません。
逆にやっぱり会社の評価はおかしいと思えるくらいに、好条件のオファーがあるような場合は、本気で転職を考えたほうが良いかもしれません。
一度自分の価値を確認してみるというのは、オススメではあります。
会社の評価に振り回されない人生を目指す
会社の評価は本当に運や好みや相性による部分が多々あります。
あまり気にせずに、自分の人生を生きるようにするのが良いのでしょう。
そう思っていても人間ですから、評価されないと悔しかったりするのはしょうがない話しです。
そんな時は、率直に思いをぶつけたり、他の会社を探すなどの行動をしてみると良いのでしょう。
行動するだけですっきりすることがあります。
でも、本当にどうでも良いオジサン達の評価に一喜一憂しても時間の無駄です。
自分の人生を生きることができるように、日々ベストを尽くしたいものです。
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