4月、新年度ということで今年から新入社員という人はもちろん、転職活動を経て中途採用として新しい会社で働き出した方も多いのではないでしょうか。
ただ、入社してはみたものの、会社に将来性はあるのか、入って正解だったのか、もんもんと悩んだりする人も多いはずです。
この記事では、そんな新しい会社で働き出した人たちが抱える「入っては見たけれど、この会社ってどうよ、これから伸びるの?」という疑問を判断するためのヒントとなる記事です。
伸びない会社を見分けるための3つの特徴をご紹介します。
入社した会社が、伸びない会社の3つの特徴と合致しているのなら、注意深く観察をするようにし、次のステップについて考えておいた方が安心かもしれません。
若手社員を学年で呼ぶ会社は学生気分で伸びない
新入社員が入社してくる4月は特にわかりやすい特徴があります。
伸びない会社は若手社員の入社年度を1年生、2年生などと学校のように呼ぶのです。
自分は単純に耳にすると気持ち悪くてしょうがないのですが、実際に若手社員を2年生などと呼ぶ会社は結構あります。
1年生、2年生などという呼び方をするということは、若手社員は戦力として期待していない、学びの段階だと認識している会社ということでしょう。
今の時代のスピード感、20代でいかに仕事をして成長をするのかが勝負です。
若手社員を学生扱いしているような、トロトロした会社に将来性があるとはあまり考えにくいのではないでしょうか。
頑なに年功序列の会社は伸びない
年功序列、昔は賛成でした。
社員もある程度年齢を重ねると、役職についていないとモチベーションが上がりませんし、微妙な差で昇進に差をつけたり、年下に追い越されるのは気持ちがよくないものだからです。
ただ今は違います。
年功序列にしていくと、ポストが足りなくなるのです。
日本の人口ピラミッドが歪なように、会社の人口ピラミッドもいびつだからです。
ある会社の話しです。
年功序列を頑なに推奨する幹部がトップについた営業部、10課まで課があり、18人の課長に9人の部長がいるというのです。
部長になると実務を持たないという慣例も守り続けているため、単純に手を動かす人が圧倒的に減っていて、売上は少ないのに仕事が回らないという悲劇が起きています。
人口ピラミッドを意識もせず、温情だけで古参社員を評価している会社、日本の高齢者優遇の構造とまったく同じです。
日本が抱えている問題と同じ問題を抱えている会社、それを変えようともしない会社が、この先伸びていくことは感がにくいのではないでしょうか。
社内に喫煙所がある会社は伸びない
2018年の4月は、喫煙に関しての規制が厳しくなった年度初めと記憶されるかもしれません。
東京都が受動喫煙の防止についての条例を制定し、喫煙後一定の間はエレベーターに乗ることを禁止した自治体が話題になりました。
今や喫煙は百害あって一利なしそのものです。
そんな中で社内に平然と喫煙ルームが設置されていて、大勢の社員が利用している会社は世の中のムードをまったく理解できていない、時流を読めない会社と言えるでしょう。
また、喫煙ルームがある会社は、その利用者をしっかり見るようにしてください。
幹部社員が喫煙ルームを頻繁に利用する会社は、本当に危ないからです。
喫煙ルームでタバコを吸う幹部社員は、時流が読めないことに加えて、自分のヤニ中毒のためには受動喫煙やむなしという人だからです。
タバコ以外にもきっと沢山の自己中心的な暴君的な振る舞いをすることになるでしょう。
伸びない会社からは早く脱出した方が良い
もしも入社した会社が、若手社員を学年で呼んでいて、ビシっとした年功序列をしいてる、さらに喫煙ルームが堂々と設置されている。
そんな会社だったら、将来性はあまりないと言えます。
早めに次のステップを見据えた転職活動などをすることをオススメします。
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