今月、エッセンシャル思考を読んでから、エッセンシャル思考の事が頭から離れません。
読み返してみたいなと思いつつも、それなりにボリュームはある本ですし、中々手をつけられずにいました。
そんな時に思い出したのが「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」です。
この記事では「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」のざっくりとした感想をご紹介すると共に、マンガでビジネス書を読むって意味あるのという事についての考えもご紹介したいと思います。
「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」はタイトル通りよくわかる
マンガで読むわけですから、一冊を読み終えるまでほんの数十分です。
入浴中、湯船につかりながら読み終えることができました。
ちょっと、のぼせ気味になりましたが。
一度エッセンシャル思考を読んでいましたので、「意味あるかな」、「もったいないかな」と少し感じていたのですが杞憂でした。
マンガで読むことで流れが概要がよくわかる
ビジネス書にありがちなのが、ポイントが幾つかあるため、全体としてどういう話しだったのかがぼんやりしてしまうということです。
エッセンシャル思考も幾つかのエピソードや主張については、強い印象が残っているのですが、なんとなく全体像がぼんやりしていました。
だからこそ、もう一度読みたいと感じていたのだと思います。
「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」を読むことによって、全体的にどういう話しで、どのような考えなのかということがよくわかりました。
エッセンシャル思考の素晴らしさ
マンガで読むエッセンシャル思考はこんなストーリーです。
「やることが沢山で、仕事に追われていた女性教師が、エッセンシャル思考を身に着けて、充実した教員ライフをおくることができるようになる」
かなり雑ですが、本当にこんな感じです。
もちろん、エッセンシャル思考の本書には女性教師は出てきません。
マンガでよくわかるエッセンシャル思考を読んで特に印象深かった点を2つご紹介します。
具体的かつ刺激的な目標で人は動く
音楽コンクールで隣のクラスに勝つことを目標にしていた主人公の女性教師が、エッセンシャル思考でいう目標、本質目標を知ることにより、生徒たちが楽しく音楽を演奏することに導くというエピソードがあります。
エッセンシャル思考でいう本質目標とは、具体的かつ刺激的なものということがこのエピソードでは紹介されていて、マンガにすることにより、その大切さが良くわかる無いようになっています。
エッセンシャル思考の原著を読んでいたときには、あまり気にならなかったエピソードですが、マンガで読むことにより、ふかく響きました。
会社での目標設定時、自分の副業目標の設定時など、とても参考になるエピソードでした。
未来を頭の中に抱えない
こんなエピソードもありました。
やりたい事が見つかった主人公ですが、中々ゴールに近づかない。
集中の大切さをエッセンシャル思考のメンターである友人に説かれます。
ここで出てくるのが集中の話し。
今を生きるという、嫌われる勇気にも通じるエピソードとして、エッセンシャル思考を読んだ際にも強く印象に残っていた話しです。
マンガでよくわかるエッセンシャル思考を読むことにより、更に深くこの集中の話がわかったような気がします。
「未来を頭の中に抱えない」
この言葉をイメージできるようになっただけでも「マンガでよく分かるエッセンシャル思考」を読んだ甲斐がありました。
ほんと、先の事を考えてモヤモヤして、結局何も動いていないってこと、人生でどれだけあったでしょうか。
マンガでビジネス書を読むのは意味があるのか
有名なビジネス書がマンガになることは多々あります。
マンガは大好きですが、ビジネス書をマンガにする場合、どうもその絵が好きになることができず敬遠していました。
その壁をぶち壊したのが「マンガで身につく多動力」です。
敏腕編集者の幻冬舎箕輪さんが手掛けた、とんでも本として読んだのですがこれが意外と良かったのです。
そして今回、「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」を読んで確信しました。
マンガでビジネス書を読むのは全然あり
マンガで読むことにより、ビジネス書を読む時間が大幅に短縮されます。
本当、極端なことを言えば1日一冊読むのが楽勝になります。
マンガで読むことによって理解が深まります。
一度読んだ本をマンガで読む、さらにマンガで印象に残ったシーンを本書で読む。
これを繰り返すので、通常より本の思想を落とし込みやすくなります。
2冊読んだ実感としてはマンガで読むビジネス書は思いのほか最高ということです。

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)
- 作者: 堀江貴文,星井博文,三輪亮介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
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