最近しみじみ思う事の一つに、年寄とはあまり仕事でかかわらない方が良いのかなということがあります。
ここでいう年寄とは、大体50歳を超えたくらいの人たちのことですが、この50代以上と仕事をすることで、かなりデメリットがあると感じるのです。
今の50代以上と距離を置いてみると、びっくりするくらいストレスが減り、仕事が早くなります。
一体なぜなのでしょうか。
パソコンを使えないアナログ最終世代が50代
職場にパソコンが本格的に普及しだしたのが、1990年代の後半です。
丁度今の40代が新卒で会社に入るころ、職場でもパソコンを利用する会社が増えてきました。
パソコンが職場に置かれるようになったころ、今の50代はもう30歳を超えています。
新しいことを覚えるの難しい年齢です。
そのせいか、今の50代はパソコンをまともに利用できない率が非常に高いのです。
したがって、今の50代と仕事をしていると、連絡手段は電話やFAX、または訪問してという非常に非効率なものを強いられてしまいます。
50代と仕事をしているとメールでのやり取りを基本にすることができません。
これは、大きな時間のロスになってしまいます。
根性主義が蔓延している
今の50代は、日本の経済が成長していた時代を知っています。
やればやるほど営業成績はあがり、やればやるほど給料はあがっていた時代を知っているのです。
ですから、今の50代の根本思想には根性主義が身についてしまっています。
ピンチになった時、成績が上がらない時、とにかく量をこなして何とかしようと考えるのです。
営業成績があがらない、じゃあ飛び込み営業を100件やります!とかそんな発想の人たちが非常に多い。
仕事がたくさんある、じゃあ徹夜で何とかしよう!なんて発想も。
どう考えても一緒に働いていて幸せになれそうもありません。
仕事は辛いものだと思っている
根性主義にちょっと関連しているのですが、今の50代は「仕事は辛いもの」だと思っている人たちが多い世代です。
辛いものを我慢しているから、給料をもらえるんだと、行きたくない異動も受け入れて、住む場所を変えるのもやむなしだから、出世ができるんだと思い込んでいます。
それはそれで自由なのですが、この「仕事は辛いもの」という価値観を押し付けてくるから困りものです。
部下や取引先の若手が定時で帰宅したり、有給をとって平日に連絡がとれないと、あきれ顔になっている人を見かけることがあります。
「俺は土日も働いているのに、お前らは休めて良いよな」なんて言ってくる人も。
仕事は辛いものだと思っている人たちと働くと、なんだか気持ちがどんよりしてきます。
さいごに
もちろん、50代以上でも新しい考え方で、仕事は効率の鬼みたいな人もいますし、40代、30代でもパソコン使えなくて、根性主義の社畜根性丸出しの人もいます。
ただ、総じて50代のおっさんは、今の価値観でいえば仕事ができない比率が高い。
ですから、50代の人たちと仕事をするのは、できるだけご遠慮した方が良いでしょう。
長い目で見るとぐっとストレスが軽減されるはずです。
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