奴隷営業をしてはいけない3つの理由

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皆さんは奴隷営業をしていませんか?、

過度に顧客の言いなることでしか、仕事を取ることがらできない状態になってはいないでしょうか。

この記事では、奴隷営業がなぜ良くないのかについて書いてみたいと思います。

 

目次

罵倒をされるにいたった営業マン

先日、オフィスで仕事をしている時に、目の前にいた同僚の話です。

電話口に一生懸命に謝っています。

「ああ、また何かミスでもしたのかなあ」とぼんやり眺めていたその刹那。

「てめえ、なめてんのか!こら!」

電話越しにしゃがれた声が聞こえてくるのです。

ちょっとびっくりして、電話が終わった同僚に声をかけてみると、いつもそんな調子とのこと。

「いやあ、いくらお客さんでもあれは酷いよ。」

「ええ。でも…。文句言ったりして切られても困りますし…」

もうどれだけ怒鳴られても、仕事がもらえるのならそれで良いのだとその同僚は続けていました。

それ、営業の仕事じゃないですよね。

罵倒されるのって。

そんな仕事、自分の親や子供に見せられます?

子供に見せられないような仕事はやっぱり長続きしないと思うんですよね。

これが奴隷営業がよくないと思う一番の理由です。

 

利益マイナスの仕事が発生してしまった

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そもそも奴隷営業をせざる得ないのは、商品力がないからです。

商品力のなさを奴隷営業によって、カバーするという状況です。

奴隷営業で商品力の無さをカバーし続けていると、良い商品を作るという本来の解決策をとれなくなってしまいます。

結果、行き着くのは価格競争。

競合が下がればこちらも下げてを繰り返し、また、無茶な値下げ要請も切られるのが怖くて断れなくなってしまいます。

奴隷営業は時に赤字でも仕事を受けます。

奴隷営業は、商品やサービスの質を上げようという、本来の努力を忘れさせてしまいます。

 

プライベートの時間まで差し出すハメに

奴隷営業状態になるとよく発生する現象に、人的稼働を差し出すというものがあります。

僕も先日クライアントのレクリエーションを手伝うハメになったことがあるので、偉そうなことは言えません。

ただ、人的稼働を差し出すようになると、奴隷営業もここに極まるという感じなんで気をつけましょう。

人的稼働を提供しだすとキリがありません。

そのうちプライベートの引越しまで手伝うハメになるかもしれません。

そうなると、24時間休みなしの労働があなたを待っているようなものです。

さいごに

結局のところ、奴隷営業を避けるには商品力やサービスの質を高めるしかありません。

営業マンとしては、関与できるところが少ないというのが悩ましいところ。

斜陽産業で働いていたり、商品の差別化が難しい会社で働いていると、多かれ少なかれ奴隷営業になるでしょう。

営業マンとしては、商品力のある会社で、商品をアピールすることに全力を尽くしたいものですね。

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