「こんな怪しい風貌の男の本が面白いわけがない」
Amazonで僕が明石ガクトの「動画2.0」の表紙を見た時の印象。
「またいつもの箕輪本だろなあ」
「動画2.0」の作者明石ガクトの熱いツイートを見た時の僕の印象。
で、どうして僕は今、泣いている赤子を妻に任せて、浴室で「動画2.0」を読んでいるのでしょう。
で、僕は思います。
「まさかの今年最高のビジネス書が動画2.0かよ」
明石ガクト、「動画2.0」は43歳のうだつの上がらないサラリーマンの僕が読んでも、最高に熱くて、ためになる本でした。
面白い本の条件
常々僕は面白い本って、読んだ後に行動を促すような本だよねって思っています。
その意味では最近乱発されている箕輪厚介さん編集のビジネス書たちは、仮に中身がなくても、ワンパターンでも僕にとっては面白くて、読んでよかったなと思えるものでした。
ただ一方で、本を読んでいて何か新しいことと出会えた時の感動、何か新しい知識を武装できた時の感動も、本を読む醍醐味でもあると思っています。
そういう意味で、学校で読んでいた教科書って、能動的に取り組めば結構面白いコンテンツだったのかなって思います。
まとめます。行動を促してくれて、何か新しいことを知ることができる本が僕にとっての最高の本ということになります。
つまりは明石ガクト「動画2.0」は、何か新しいことを学べて、行動を促してくる最高の本ということになります。
動画と映像の違いなんて考えたことある?
「動画2.0」ではリアルタイムの動画を中心としたコンテンツ界隈の話や、きたる5G時代にやってくるであろう、少し先のコンテンツの話などがわかりやすく語られています。
今であったり、少し先であったりするから、動画について詳しくなくても、雰囲気は十分すぎるほどによくわかります。
さらに今や少し先の話が、過去の連続、過去を土台として語られていくので、その納得感がぐうの音も出ないレベルなのです。
「動画2.0」を読むと、今まで知らなかった動画の知識がビシビシ身についていきます。
犬の動画とか作ってみたり
正直なところ、動画2.0、まだ読了していません。
最終章の手前で、胸の高鳴りを抑えることができずに、ブログをタイプタイプしているというところです。
動画2.0を読むと、純粋に自分も動画を撮ってみようかなって思えます。
もちろんノー知識だし、その道で仕事をしていくつもりはありません。
それでも、動画の世界の面白さを「動画2.0」はこれでもかと提示してくるのです。
動画2.0を読んで、動画撮ってみようかなと思わない人はいないのではないでしょうか。
僕はまさに動画2.0を読んでいる最中に撮影した犬の動画がTwitterでプチバズったりして、偶然にも動画の力を認識せざるをない状況に陥ったりしています。
いやほんと、動画って面白いですね。
紙の本よりkindleがおすすめ
筆者である明石ガクトさんは紙で読むのを推奨していますが、個人的にはkindleの方が良いかなって思います。
ところどこで紹介されている動画を、まさに読んでいる途中でワンクリックで読むことができるからです。
紙だったら、あのアドレスをわざわざ入力してまで見るとは思えません。
せめてQRコードでもあったならと。
だって、途中で紹介されていたリオパラリンピックの動画のインパクトが強すぎて、あれこそが動画2.0的な動画なんだろうなっていうのが、ドスンと腹落ちしたんですもの。
今年最高のビジネス書
「死ぬこと以外はかすり傷」も「ブランド人になれ」も「日本再興戦略」もすべて背中を押してくれる良書でした。
今年は栄養ドリンク的な本にたくさん出合えて最高でした。
でも、「動画2.0」がベストです。
新しい知識との出会い、その知識によって武装して外に出ようと、そんな気持ちにさせてくれる本です。
何やってもモヤモヤするなっていう人は「動画2.0」を読むと人生変わるかもしれませんよ。

動画2.0 VISUAL STORYTELLING (NewsPicks Book)
- 作者: 明石ガクト
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/11/05
- メディア: 単行本
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