
良い本の条件が自分の中には二つあります。
一つは読んだ後にやる気が満ち溢れてきて、行動をしたくなる本。
敏腕編集者である箕輪さんが手がけるようなビジネス書ですね。
もう一つは、読んだ後に新しい知識を得て、誰かに伝えたくなるような本です。
まさに読書の醍醐味です。
このブログを書いているのは2018年も終わろうとしている12月22日の朝6時です。
まさに、読んだ後に内容を誰かに話したくなる本に出合いました。
でも寝ている家族を起こすわけにはいかずに、こうしてブログを書くことにしました。
運動指導者である森拓郎先生が書いた本です。
5時から5時半くらいまでで読み終えることができる長さですが、かなり生きる上で役に立ちます。
30年以上しがみついていわ腹筋神話が崩れた
この本に書いてあるように、僕も中学、高校と運動部に所属する中で、幾度か腰痛に見舞われました。
そのたびに「腹筋が弱いから腰が痛くなるんだ」「腰がよくなったら腹筋を鍛えよう」と言われてきたものです。
そこそこマジメなんで、言われたとおりに腹筋運動にいそしみましたが、やはり腰痛は忘れたころに僕を襲ってきました。
ここ数年は腰痛とは無縁の生活を送っていますが、それは腹筋の成果ではなくて、タバコをやめたことやお酒を控えるようになったこと、ランニングよって体重が落ちたことが原因だと考えています。
だってここ数年は腹筋運動はしていなんだから。
腹筋運動するよりも、ランニングでお腹を意識した方が腹筋を使ってる感じがしたんですよね。
ただ、「腹筋運動やらなきゃなあ」と腰痛はと無縁ですが、ぽっこりと出ているお腹を見てはうなだれていました。
だから「お腹を凹ませたい?だったら腹筋運動なんかやめちまえ!」は、もうそのタイトルからしてイカズチ級だったというわけです。
腹筋ってもう、ある種宗教なんですよね。そこそこ運動を経験をしたことのある男性や、意識の高い女性にとっては。
お腹を凹ませたい?だったら腹筋運動なんかやめちまえ!は、腹筋教からの脱会をスムーズに促してくれます。
人生も身体もストレスなく過ごすのが最大の贅沢
この本ではお腹をへこませるための方法として、姿勢について言及しています。
確かに、骨盤を意識して立つようにすると、お腹が凹むイメージはあります。
ただ、お腹が凹む云々よりも、正しいポジションで立って、正しく筋肉を使うようにすることが、どれだけ身体に負担がかからないのかということが伝わってきました。
最近、できるだけストレスを感じないよう、持ち物や仕事の仕方を工夫しています。
楽に生きるのが一番の快楽だと感じるからです。
その一環として、「身体ももっと楽に動かしたい、そうすれば人生はもっと楽しくなるのに」。
そう感じていましたので、「お腹を凹ませたい?だったら腹筋運動なんかやめちまえ!」はストレス無き人生への新たな可能性を見せてくれたような気がします。
森拓郎先生の思考をインストールしよう
身に着けておいた方が良い知識として、お金や仕事を最優先に考えていましたが、実は身体の知識も同じくらい、いやもしかするとそれ以上に大切なのではないか。
この本を読んでいて、そんな思いがメキメキと湧いてきました。
そして、身体の知識について、今までの誰よりも説得力があり、わかりやすいのが森拓郎先生でした。
森拓郎先生は2018年12月現在、毎日ラジオを配信していますが、これも勉強になる話が6割くらいの非常に素晴らしい内容です。
森拓郎の聴くだけでヤセるラジオ by 森拓郎/ Voicy – 今日を彩るボイスメディア
そして多作な森拓郎先生、著作も大量です。
この年末年始はラジオ、本から森拓郎先生のエッセンスを吸収し、一刻も早く身体がストレスを感じない生活を手に入れたいと考えています。
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